逆瀬川校のブログ

『頭』と『匹』

2020/08/18

宝塚市の皆さん、こんにちは!
教室長の松田です。



では、これで終わりましょう、ありがとうございました!


小学2年生の授業が終わったあと、中学2年生のAくんから声をかけられました。


「先生、俺達の授業と教え方、全然違うやん!」

当たり前やん(笑)

小学2年生と中学2年生が一緒やったら、そっちの方がイヤやろ(笑)

「まあな。でも小学生にはブタのイラスト描いたり、楽しそうやん。」

・・・これ、ブタじゃなくてネコとライオンなんやけど。

「そうなんや(笑)」

ナビは個別やから、生徒に合わせて授業してるよ。


「ふーん。じゃあ先生、今やっていた『頭』と『匹』の数え方の違いを生徒に合わせて教えて。」



OK!

小学生低学年のBくんからの質問ならば。


いい質問やね。

『頭』は大きい動物、『匹』は小さな動物を数える時に使うよ。

「じゃあ犬は『匹』か。」

そうやね。・・・①




小学生高学年のCくんからの質問ならば。


①+

ただし、同じ犬でもセントバーナードのような大きな犬は『頭』。

一般的には抱き抱えられたら『匹』、抱き抱えられなければ『頭』って言われているよ。・・・②




中学生Dくんからの質問ならば。


②+

西洋では放牧している牛の数を数えるとき、『head』といって頭数で数えていたそうやねん。

そこから、家畜を数える時に『head』を使うようになったらしいねんな。

明治時代に西洋の論文を読んだ日本人が、大きな動物は『head』って数えるのかと思って、それから『head=頭』って数えるようになったらしいよ。・・・③




高校生Eくんからの質問ならば。


③+

ちなみに、蚕(かいこ)のことは『頭』って数えるのは知ってた?

蚕から取れる生糸は、明治時代の日本の主要産業やってん。

蚕は小さな昆虫やけど、当時の日本では家畜の扱いだったから、数える時に『頭』を使うねん。



以上。



「オー!先生、少し見直したわ。」

少しかよ(笑)





保護者の方と面談をしていると、よく言われるのが勉強の教え方がわからない』という言葉です。

難しすぎないよう、簡単すぎないよう、年齢に合った教え方をするためにはどうすればいいのか?

迷われた時には、ぜひナビにご相談下さい。

お子様の力に合わせた教え方で、しっかりと指導させていただきます。

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