太子校のブログ
2018/09/07
太子地域の皆さん、こんにちは!
ナビ個別指導学院太子校の福本です。
さて、
前回は中学一年生の
二学期の学習についてお話しましたが、
今回は前回に続いて
「中学二年生編」です。
突然ですが中学二年生の皆さん、
受験において
最も出題確率の高い学年は
何年生の問題でしょうか?
答えは「中学二年生」です。
中学一年生は全体の約30%
中学三年生は全体の25~30%
中学二年生はなんと全体の40~45%になります!
何故二年生が一番多いのでしょうか?
それは、
三年生の学習期間と関係してきます。
三年生は一見すると
最上級生に当たる為、
出題傾向も高くなりそうなイメージがありますが、
三年生は三学期が受験に当てられる為、
新しい単元は実質二学期の最後までしか習いません。
その分、前学年である二年生が
出題傾向が高くなります。
そんな二年生ですが、
この二学期に習う単元は
受験でも最頻出単元となります。
例えば、数学では二学期に習う単元の中で
「一次関数」と「合同証明」がまさにその代表と言えます。
この二つの単元は特に応用問題が難しく
二年生の内に基礎を身に着けておくことが大切です。
また、一学期に習った「連立方程式」も
一次関数の単元で仕様する為、
二学期ではこの三つの単元を抑えておく必要があります。
さてさて、
ここで一次関数の勉強方法ですが、
一次関数は一年生で習った
比例式 y=axの発展です。
比例式は一定の量で変化していく式が
必ず0からスタートするものでしたが、
一次関数はこの比例式に
切片bを加えた
y=ax+bという公式になります。
切片という新しい要素が加わっても
方程式である事には変わりがない為、
座標と呼ばれる一次関数のグラフ上での
xとyの値を代入していけば
答えに辿り着ける様になっています。
また、一次関数はグラフを書く上で
y=ax+bの内のaを求められる事が前提となって来ます。
aは傾きとなりますが、
またの名を変化の割合といい
yの増加量÷xの増加量という求め方があります。
この求め方を必ず覚えましょう
これらの公式と求め方、
連立方程式を身に着けてから
練習の回数を重ねる事で
応用にも対応出来る様になっていきます。
「合同証明」についても、
二学期の後半で習う際に
またご紹介をさせていただきます。
さて、長くなってしまいましたが
総じてこの二学期の学習を身に着けるかどうかで
受験を乗り切れると言っても大げさではないです。
難しい単元こそ
面倒くさがらず
自分の為にも取り組みましょう。
解き方が解らない、不安が残るという方は
学校の先生やナビの先生に質問をしておきましょう。