日立校のブログ
2020/03/10
本日から5日間は、【2020年茨城県高校入試問題分析】を記事として書いていきます!
1日目の今日は、英語です。
●大問構成・・・6
●記述問題率・・・36.1%
●変更箇所あり・・・1⃣(4) 3⃣(1)(2) 5⃣(4) 6⃣
【変更箇所分析】
1⃣(4) リスニング
2019年までは長めの文章を聞き取り、図をヒントとして答える問題でした。
数字や記号で答える問題が多かったですが、今年は、①内容について正しいものを選ぶ選択問題②質問に対する答えを英語1文で記述と変化しており、ここでも英作文が登場しました。
3⃣(1)(2)
対話文読解→短文読解に変化しました。例年、①英文の書き換え②語群整序③要約した文の適語補充が一般的でしたが、今年は、(1)短文の内容理解(2)内容に合うように3つの文の並び替えとなっていました。
短文の内容は中学生にとって身近な【スマートホン】【週末についての話】なテーマであり、選択内容自体も簡単な英語で作成されていましたが、問題傾向ががらりと変わったので、困惑した生徒もいたのではないでしょうか。ただ、全体を通してみると3⃣の8点分は点数の取りどころだったと思われます。
5⃣(4)長文読解
本文中の空欄に当てはまる文を選ぶ選択問題→本文内容を理解したうえで、対話文内の質問に自分の立場だったらどうかを答える問題に変化しました。
ここでのポイントも【英作文】昨年までは、1/4の確率で正解できる可能性があった問題も、15語程度で英作文×2でしたので、だいぶ難易度が上がりました。
6⃣英作文
去年のテーマ:学校までの距離が5キロあるが、どの手段で学校に行くべきか?バスか、自転車を借りてその自転車で行くか?
今年のテーマ:他人と一緒に働くことについて
語数が30~40語→30~60語に変化。来年以降は最低ラインの30語が変化する可能性もありそうです。
今年の英語の問題をまとめると①自分の考えを英語にできるか②単語力がキーポイントでした。
日頃から英語に触れ、正しく書けるようにしておくことが、遠い様で近道になることを改めて感じました。
中学生の皆さん、学校がお休みのうちに単語をたくさん覚えておきましょう!