日立校のブログ
2020/03/11
2日目の今日は、数学です。
●大問構成・・・6
●記述問題率・・・90%
●変更箇所あり・・・1⃣~6⃣すべて
【変更箇所分析】
数学に関しては、まず2019年度の問題傾向を先にご紹介いたします。
1⃣計算問題 4点×5
2⃣小問集合 4点×5
3⃣小問集合 5点×3(角度・文章題・確率)
4⃣関数(4⃣以降は(1)が4点・(2)が5点=計9点)
5⃣図形の証明
6⃣関数・方程式の文章題
7⃣資料の整理
8⃣空間図形
過去10年間を遡っても上記のように大問ごとに出題傾向が決まっていたため、点数の取りどころがはっきりしており、対策がしやすいのが茨城県の数学でした。特に1⃣2⃣に関しては、シンプルな計算問題が出題されていたこともあり、40点は確実視されていました。
それに対して2020年度、問題傾向を見てみると
1⃣小問集合 4点×4(正負の数・平方根・不等式・作図)
2⃣小問集合 6点×4(1次方程式の文章題・連立方程式の文章題・関数・確率)
※3⃣以降は(1)4点・(2)5点・(3)6点
3⃣図形 (角度・証明・線分の長さ)
4⃣1次関数の文章題
5⃣資料の整理
6⃣空間図形(立体図と平面図・面積・体積)
単純な計算問題は消え、1⃣(1)の正負の計算についても、図と問題文を読み取って答える問題に変化しました。2019年から出題されていた作図は今年も出題。昨年まで4⃣だった関数は大問から消え、2⃣に単発で出題されており、目標点を50点前後に設定していた生徒たちは1⃣2⃣の40点分を正解することが今年は難しかったと考えられます。
各大問ごとに解き進めると基本中の基本も出題されていましたが、今年は問題数が減少し、配点が高くなったことがどう出るか気になるところです。数学も英語同様、【基本はできて当たり前】その先のレベルの問題になった感じがいたしました。
早く復習をスタートさせて実戦練習を積んでいくことが必要となるであろう数学。ナビでは授業再開後、引き続き予習を進めていきます!再開後、一緒に頑張っていきましょう!