日立校のブログ
2022/06/10
中学生全体にいえることですが、2学期に入ってからのテストは点数は伸び悩みます。
その理由を伝えさせていただきます。
①英数の難易度が2学期上がる
1学期の内容は比較的点数が取りやすい易しめの単元が多いですね。
中1なら正負の数・文字式・方程式の計算が中心。英語はbe動詞や一般動詞など基本的な問題が中心です。
それに比べて2学期は難しくなります。
中1数学では方程式の文章題、比例・反比例のグラフ、そして図形まで入ります。
英語は3人称のsを付ける所から怪しくなる子が出てきており、以前中2の範囲だった不定詞(名詞的用法のみ)もあります。
中2では式の計算と連立方程式が1学期の範囲。
2学期は一次関数、図形証明と難易度が大幅アップ。
単純な難易度が上がる為、点数が下がる傾向にありますね。
②夏休みに勉強をしない
夏休みは授業が無く、部活が中心の生活になります。
下手をすると全く勉強を1ヶ月以上しないことがあり得ますね。
そうすると1ヶ月の間に1学期の内容を忘れて2学期スタートするケースが多いです。
ただ、1学期の内容が2学期に直結するものも多いので、忘れていると大変。
(方程式→比例・反比例。連立方程式→一次関数など)
1ヶ月も空いて覚えていたら驚異的な記憶力です。
その為、夏休みに確認をして定着させることが重要ですね。
①の理由はどうしようもありませんが、②の理由は改善出来る点です。
理想は自分から勉強するようになればベストですが、そこまで意識を高めることは中々難しいのも事実。
塾としてはその環境を作ることが大事かと思いますので、通常授業で2学期の予習をし、夏期講習で1学期までの復習をする。
また自習室を使って本人に定着をさせることまでが必要かと思っています。
勉強量は多いですが、それでも学校が無い分勉強量はトータルすると少ないはず!
良い形で9月に入れるよう、夏休みを上手く活用しましょう♪