ひたちなか校のブログ

問題の解き方(社会編)

2023/07/29

ひたちなか市のみなさん、こんばんは!ナビ個別指導学院ひたちなか校です。

気づいたら7月も終わり、早くも8月に入ろうとしています。

夏休みの宿題が早くも半分以上終わったという子もいましたが、宿題は順調に進んでいるでしょうか?

私は中学生の頃、5教科のワークは割りと進みましたが読書感想文などで止まるタイプでした(笑)

苦手なものが残っていると最後までかかることがありますね・・・

日記系のように時間がかかるものは仕方が無いですが、苦手な宿題こそ早めの期日を決めて心理的にも終わることが出来るよう進めていきましょう♪

受験生は入試対策がスタートしています。

今回は社会の覚え方ということでブログを書いてみました。

基本的には暗記系ですが、どういった暗記をするかまで考えている子は非常に少ないのではないでしょうか。

今回は私も昔は苦手だった文化系の問題を例に考えてみようと思います。

①まず基本語句の暗記は必要

平等院鳳凰堂という問題で語句を覚えていなければ答えることは出来ないので、まず語句の暗記は必要になりますね。

私が受験生だった30年近く前は語句を答えさせる問題が多かったものです。

親御さんが理科社会は暗記という声が多いのも、問題傾向で語句を答えさせる問題が多かったのも理由の一つです。

今は内容を問う問題が増えて記号問題が増えましたから、語句を覚えていなくても答えられる問題は増えました。

ただ基本語句の暗記は必要なので、これは覚えたら覚えた分だけ有利になりますね。

②時代整理、内容整理が必要

最近の問題では記号問題も増えています。

文化に対して人物を答えさせたりもありますが、時代の区別問題もありますね。

また建物から何文化かを答える問題もあります。

社会を苦手としている子でありがちなのが、語句は暗記しているが問題に合わせて答えられていないケースがあります。

そこで必要な力がキーワードに気づく力と内容整理をする力です。

例えば写真の問題に黄色でマーカーをしましたが、世界最古の木造建築物とくれば法隆寺しかありえません。

また、東山文化で出る建物はほぼ慈照寺銀閣でしょう。

写真から建物名を答えるとよりベストです。

文化問題は文化名、時代、代表的な建築物(及びその作者や作ることを命じた人)この辺りが問題として出てくるパターンです。

ですので、その出るパターンをまとめて覚えることが大切です。

飛鳥文化、飛鳥時代、法隆寺、聖徳太子。

天平文化、奈良時代、正倉院、聖武天皇。

大学入試であればもっと覚える必要がありますが、高校入試であればまず代表的なもの1つを覚えるだけでも問題はありません。(もしマイナーな問題が出た時は他の子も間違えるのでそこまで差が出ないはずです)

③暗記に理由付けをする

ここまで暗記の話をしましたが、興味のある教科ならば良いですが苦手教科の暗記は辛くなりがちです。

単純に100人覚えましょう、とか100個語句を覚えましょう・・・が出来る子はほとんどいないでしょう。

そこで暗記の理由付けが必要かと思います。

例えば奈良時代の天平文化は国際色豊かな仏教文化になります。

この時代は遣唐使を派遣していますので、日本は中国(唐)や朝鮮半島くらいしか交流が無いはずなのになぜ国際色豊かな文化になるんでしょうか?

それはシルクロードのように中国がヨーロッパ方面と交流していたからです。

中国にヨーロッパとの交流で物が入り、それが日本にまで入ってくる、そこで文化が国際色豊かになるということですね。

回り道に感じるかもしれませんが、結局内容も含めて覚えた方が忘れないので結果短い時間で済むことが多いですね。

今回は社会編ということで暗記の仕方の一例をあげてみました。

これは人によっても暗記の仕方が変わるので、やってみてしっくりくれば引き続き取り組めば良いですし、自分に合わないと思ったら違う方法を考えると良いですね。

これは主に大学入試の話になりますが、出来事と出来事の順番を聞かれる問題が多く出ます。

数字が得意な子はひたすら出来事の年表を覚えて順番整理をする子もいます。

内容理解であれば出来事からストーリー的にこういう順番に・・・と考える子もいますね。

受験は大変ですが、考えることは今後ずっと必要なことになります。

ぜひ参考にしてみて下さい♪

ひたちなか校トップへ戻る

PageTop