東海校のブログ
2021/05/12
那珂郡にお住まいの皆さん、こんにちは。
ナビ個別指導学院 東海校です。
勉強は子供だけではなく大人になっても日々していかなくては
ならないものです。
もちろん、大人の勉強は数学のように問題を解いて答えに導いたり、英語のように穴埋めをしたりなどというようなものではございませんが、
覚えておかなくてはいけないことや、専門的な分野かもしれませんが知識を蓄えたりしなくてはならないことは一緒です。
その中で、いかに段取り良く効率的に行うかが大切になります。
1人1人自己流の勉強法があるかもしれませんが、
その勉強法が本当に効率的かどうか。是非ともこの機会に考えてみて下さい。
少し難しい話になりますが、勉強には科学的に正しい方法があります。科学的に証明された最も有名な勉強方法で「エビングハウスの忘却曲線」があります。
簡単に詳細をお話しすると、
縦軸を覚えている割合(%)
横軸を学習後の時間とおきます。
そこに、20分後は42%忘れる。1時間後には56%忘れる。のような形で1日後、1週間後、1ヶ月後と点でつなぎグラフにすると、右肩下がりの曲線ができる。
要するに、人間の記憶は時間の経過とともに薄くなっていく。(忘れるように出来ている)ということを示しているグラフです。
そこに繰り返し復習を取り入れていくことにより、
忘れる割合を低下させていくことができることになります。
暗記をするにしても、以前やったことなどを併せて行い、
覚えたことを完璧にしたつもりで放置しないことも大切です。
上記は代表例でもありますが、近年注目されている考え方の中に、
「エドガーデールの学習法則」というものがあります。
どのような学習行為を行うかにより、学習の定着度合いが変化することをピラミッド型で表したものです。
上から聞く・読む・見る・見ながら聞く・言うor書く・人に教える
という項目があり、
平均学習定着度の割合は以下の通りとなっております。
聞く・・・10%
読む・・・20%
見る・・・30%
見ながら聞く・・・40%
言うor書く・・・70%
人に教える・・・90%
聞く・読む・見るといった受動的な学習では定着度が10~30%と低く、見ながら聞いてようやく40%。書いたり言葉に出したりといった能動的な学習を取り入れて定着度は70~90%と高くなっていくことを示しています。
勉強でも同じことが言え、
ただ正解できるだけでは不十分で、なぜそのような答えになるのか。他の選択肢はなぜ違うのか。答えがあっているから出来ているではまだまだその問題に対する知識が本当に定着しているとは言い切れません。
選択式の問題では適当に選んでも正解できる可能性があるのでなぜその回答に至ったのか。まで説明ができて初めて正解といえます。
是非とも聞く読む見る。から
能動的に手を動かしたり言葉にしたりとレベルアップをし、
最終的には誰かに話したり教えたりというところまで取り組んでみてはいかがでしょうか?
ご家庭などで十分なコミュニケーションがとれるようであるならば、学校でどこをやったのか。出来たのかできなかったのか。出来たのであれば保護者様から「そこのやり方を教えて!」というのもいいかもしれません。
センター試験の廃止。指導要領の改訂など。多くの事由から論理的思考力や応用力が必要となってきているのは明らかです。
茨城県の入試でもここ何年かで基礎的な問題や記号の選択などの問題が減り、記述が増えてきていることも分かります。
問題があっているか。間違っているかだけでなく自分の言葉で掘り下げて説明をする。そんなことが求められてきていますので、是非ともそういった状況に負けないような知識と勉強を頑張ってやっていただければと思います。
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