東海校のブログ
2021/11/10
那珂郡にお住まいの皆さん、こんにちは。
ナビ個別指導学院 東海校です。
11月になり、中学3年生は学校で面談があります。
その面談では私立の受験校を決める面談になります。
今、中学3年生の皆さんは県立高校に向け頑張っていると思います。
そこだけに目がいき私立はなんとなく・・・。で決めがちになっている子も多いです。
もちろん気持ちは分からなくはないですが、行く可能性が0ではない高校です。
考えたくはないかもしれませんが、どれだけ頑張ってきた子でもどれだけいい判定をとっても
100%はあり得ません。
当日、凄い体調不良の中臨まないといけなくなる状況かもしれません。
何かしらのトラブルに巻き込まれ会場までたどり着けないかもしれません。
当日にしっかりと受験でき、結果がでるまでは安心はできません。
もっと言うならば模試でA判定をとれていても80%です。
80%とうことは計算上は5人に1人は落ちるという数値です。
これがリアルです。
状況は諸々あるかもしれませんが、県立高校がダメだった場合は
私立高校に進むことになります。
知っての通り県立高校と比べると金額は高いです。
もしかしたら通学にも不便な場所かもしれません。
何も考えないで受験をしたとなると、もしこういう状況におかれたとき、
「行きたくない」ということが起きてしまったり「いやいや」になってしまったりします。
私立高校が県立よりも値段が高い理由は、
国や市からの援助がなく、教員の給与や管理費などは生徒が払う授業料などからまかなうからです。
一方、県立の場合は公務員扱いになり、そういった給与などは国や県から支払われるので
その分安く済みます。
私が学生の時は、県立の高校には冷暖房の設備一つありませんでした。
私立と県立の違いはクーラーがあるかないか。クーラーがあるから私立は高いという認識でもありました。
冬になると煙突がついているストーブでストーブ前の席の子は逆にあつくてしかたない。という状況でした。
今はそんなことないとは思いますが、
設備の良さも私立高校のいいところでもあるのでそういう部分も金額が高くなる理由の1つです。
もちろんもっと細かく上げればきりはないですが、
そういった恵まれた環境に入れるにあたって高額な授業料をお支払いするのに、
本人が「行きたくない」では行かせている保護者は報われません。
高校はどこに行くかではなく、行って何をするか。が一番大切です。
是非とも目的を持ち前向きにこの高校に行きたい。という高校選びを
私立からしていただきたいな。と思います。
どちらがいいとは言えませんが、どの高校に行くにしても
前向きに入学できた子がその先のよりよい未来を掴めるのだなと思います。
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