泉が丘校のブログ
2023/09/22
金沢市の皆様
いつも大変お世話になっております。
ナビ個別指導学院泉が丘校です。
今日なんだかとても寒いですね。
気温が一気に下がった気がします。
もう少しで10月ですからそんなものですかね。むしろ今までが異常に暑かったのかもしれません。
さて、保護者の方のお話を聞くとこんな意見を非常に多く聞きます。
「塾は中学生くらいからかな」と。
ただ、なぜですか?と聞くとそこまできちんとした理由はなさそうです。「何となくそう思う」という事ですね。
自分が考えているのは、
「いずれ塾に行かせることを考えているなら、圧倒的に小学生(特に4年生か5年生)から行かせた方がいい」という事です。
今回はその理由をお伝えさせていただきます。
①小4の壁
小学校4年生から学習が難しくなると言われています。
算数で言えば、それまでの足し算や引き算など目で見て考えやすい問題から、抽象的な問題(小数とか分数)が扱われ始めます。
そして、ここでのつまづきが大げさではなく、中学生や高校生の勉強にも影響を及ぼします。
考えれば簡単ですが、例えば、分数の計算ができなければ基本的に中学数学は壊滅します。
中学数学が壊滅すれば高校数学は話になりません。
実際、分数の足し算引き算が中学生になってもあやふやな生徒はかなりいます。皆さんが想像するよりもいますよ。
そして、この時期に適切なサポートが得られないと勉強を嫌いになります。
②勉強だって積み重ねが大切
勉強に限らずなんだってそうですが、積み重ねが大きくものを言います。
例えば、それこそ小学生になる前から天才卓球少女みたいな方はいますが、そういった子には、中学校から卓球を始めた子ではやはりかないません。
「早くから始めればそれだけ有利だ」なんてことは誰だって知っていると思いますし、当たり前の話しなはずですが、勉強は塾に通えば数か月や1年くらいでどうにかなると思っている方が多くいらっしゃいます。
中学の定期テストで簡単に80点が取れる生徒さんには、それなりに積み重ねてきた努力がある訳です。
それこそ、何年間分の差です。その差は、すぐには埋まりません。
③塾に通う事は学力向上だけではない
「塾=学力を上げるところ」という考えはもちろん間違ってはいませんが、それだけでは実際はありません。塾に通う事によって、例えば、「入試情報を得られる」という事があります。
学校でも得られると思う方もいらっしゃると思いますが、例えば、高校入試でしたら基本的にまとまった情報を得られるのは中学校3年生からです。
中1や中2で高校入試の話や情報は何もしなければ基本的には得られません。
その分塾では、少なくともうちの塾では、小学生や中1や中2のうちから高校入試の話をしていきます。
早くから正しい情報を得て、意識をしておくことは何にも代え難い強みだと思います。
少なくとも、中3になってから志望校を考え始めている様では、遅いと認識しています。