金沢駅西校のブログ

コスパのいい勉強方法とは?

2024/08/19

金沢市の皆様

こんにちは!

ナビ個別指導学院金沢駅西校です。

今回はコスパのいい勉強方法について書いていきます。

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まず最初にここでいうコスパ(=コストパフォーマンス)とは、コスト=勉強時間・パフォーマンス=テストの点数

として考えていきます。つまり、かけた勉強時間に対して効率よくテストで点数を取るための方法です。

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もうひとつ、ここで言うテストというのはひとまず定期テストに限定するとします。

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テストで点数を取るために重要なことについてはこちら(成績の上がる秘密を大公開!①)の記事にも載せておりますので参考にしてみてください。

この記事の中にも載せておりますが、最終的に点数が取れるのかどうかというのはテスト範囲の問題が「できる」のか「できない」のかで決まります。

また、テスト範囲の問題のうちどのくらいが「できる」のかで決まります。

定期テストの場合で言うと、必ずテスト範囲が決まっています。

テスト範囲とは具体的に言うと「教科書で〇ページから〇ページまで」だったり「ワークの〇ページから〇ページまで」と言ったことです。

定期テストの場合はかなり具体的にテストの範囲が決まっています。

で重要なのは、このテスト範囲の中に出てくる問題のうち8割を「できる」という状態でテストに臨めば、7割から8割くらいの点数になる可能性が高いです。

ちなみにこの「できる」というは「問題を見て教科書など何のヒントもなしで、比較的すぐに解き方が頭に浮かんで来て、また比較的すらすらと解き進めることができて、最終的に答えまでたどり着ける」という状態を言います。

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つまりテストの点数を考えるうえで最も重要なのはテスト範囲の問題をどのくらい「できる」状態でテストに臨むのかという事です。

コスパのいい勉強とは、少ない勉強時間でいかに「できる」問題の量を増やすのかという事になります。

逆に言えば「できる」問題の量が全く増えていない勉強はコスパの悪い勉強という事になります。

悪い例で言えば、「ワークを解いて丸付けをして終わり」という勉強です。

本人は勉強した気になっていますがテストの点数はこれでは上がりません。なぜなら解いて丸付けをしたところで「できる」は増えていないからです。

「できる」を増やすには間違えた問題について「どうして間違えたのか」「自分が理解できていない部分は何なのか」「次に正解するためには何が必要なのか」を十分に考え、理解する必要があります。

上記の事を十分に理解したうえでもう一度解きなおしをしてきちんとできるか確かめをすると完璧です。

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「ノートまとめ」もこの意味で言うとコスパの悪い勉強という事になります。

まず時間がかなりかかります。そのうえで内容はほとんど覚えていないことが多いです。

「できる」問題はあまり増えていないのに時間ばかりかかるこの方法はコスパ的には良くないという事になります。

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最もコスパのいいと思う勉強方法は

「教科書を読む」(→もし内容で理解できないことがある場合は、きちんとわかる人に質問する)→「ワークを解く」→「丸付けする」→「間違えた問題の解説を読む」(→もし内容で理解できないことがある場合は、きちんとわかる人に質問する)→「もう一度ワークを解く」→「丸付けする」→「間違えた問題の解説を読む」(→もし内容で理解できないことがある場合は、きちんとわかる人に質問する)

以後繰り返しです。

これで「できる」の問題の数はきちんと増えていきます。また時間もそこまでかかりません。

ただ、ここで重要なのはわからないことがあった場合はきちんと理解できるように質問をしてください。

これをさぼってしまうと「できる」は増えていきません。

また繰り返しがとても重要です。

記憶の仕組みとして1回でたくさんの時間をかけたものよりも短時間でも何度も何度も目にする機会のあるものの方が記憶に残りやすいです。

極端な例ですが、1年に一回365分話した人と、365日毎日1分話した人ではどちらの人の方が後々印象に強く残りやすそうでしょうか?

どちらも話した時間は同じ365分間です。

おそらく後者の方が強く印象に残るのではないでしょうか?

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ここまでで書いた内容はあくまでも自分の中でコスパがいいと思っている方法です。

方法については皆さんの中でも試行錯誤して色々な方法を試して欲しいと思っています。

ただ、忘れてはいけない最も重要な点は一つです。

色々な方法を試す中でどの方法がいいのかを判断する基準は「「できる」の数が増えているかどうか」です。

「できる」が増えていればそれがどんな方法だったとしてもそれが最高の方法です。

逆にどんなにいい方法に見えても「できる」が増えていなければそれはいい方法とは言えません。

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