こんにちは。
ナビ個別指導学院小松校です。
昨日は国語の授業を担当しました。
よく国語が苦手な人はあまり本を読んでいないという声を聞きます。
確かに本をよく読む人は文章を読むことには慣れていることでしょう。
しかし、それがイコール文章読解力に優れているとは言えないと思います。
なぜなら文章を読解するという意識なしに文章読解力は養えるものではないからです。
では文章を読解するというのはどういうことを言うのか。
それは「筆者の主張」を正しく理解することです。
では「筆者の主張」とは何なのかというと、人間が文章を書くということは常に何かの意図を誰かに伝えたいからです。
例えばある物語を通して「友情の大切さ」を伝えようとすればそれは小説になります。
また、データや論の展開を使って「地球環境の保全」を訴えればそれは説明文さらには論文となるでしょう。
また、ラインで友達に遊ぶ誘いを送ることだって「遊びに誘う」という意図をもって書いているものです。
なのでこのような筆者の意図をまずは正しく理解するというゴールを目指して欲しいのです。
このゴールを意識せずにやっているといつまでたっても国語の点数は安定しません。
それでは明日はどうやったら正しく理解ができるか話していきたいと思います。