小松校のブログ

国語の勉強方法②

2018/12/05

小松市の皆さんこんにちは!

ナビ個別指導学院小松校です。

いつも当ブログをご覧になってくださっている皆さん&始めて来て頂いた方ありがとうございます。

ナビ小松校の情報を発信しておりますのでどうぞゆっくりとご覧になっていってください。

ということで本日は国語の勉強法パート2です。

今回は小説分の勉強方法をご紹介していきます。

まず小説で一番大切になるのは何でしょうか?

聞いてみると「登場人物に共感すること~!」なんて意見がでてきます。

まずこれが大きな間違いなんです!

自分で好きな小説を読んでいるときは構いません。大いに登場人物に共感して感動してください。

でも入試でこれではダメなんです!

なぜだと思いますか?

答えは

入試の小説では作者の伝えたい登場人物の心情(気持ち)を読み取らないといけないからです。

どういう事かというと、たとえばこんな文章がでてきたとします。

"〇〇は感動のあまり涙を流してしまった。ようやく目標としていた□□賞を取ることができたからだ。しかしそこに親友の△△の姿は無かった。△△は力及ばず予選で敗退してしまっていたのだ。"

さてこのときの〇〇の心情はどういうものでしょうか?

□□という賞を取れたことで涙を流すほど嬉しいのですが、一方で親友の△△が居ないので複雑な気持ちといったところではないでしょうか?

きっとここまで読むとそんな風に「共感」できることと思いますがポイントは△△がいないことに対する〇〇の気持ちがここでは書かれていないということです。

なので書かれていない事を勝手に推察してはいけません!

もしかしたら〇〇は△△の事をそこまで好きではなかったかもしれません。

そうしたらむしろ△△が居ないことは〇〇にとっては嬉しいことにもなるかもしれません。

このように書かれていないことを自分の中で、自分ならこう感じるなという共感で小説を読んでしまうと見事に問題を作る人の罠にかかってしまいます。

ですから小説を読み解くポイントは書いてあることを正確につかむことが非常に大切なのです!

そのためには語彙力や言葉の持つ微妙なミュアンスなどを勉強しておく必要があります。

少しは参考になれば幸いです。是非実践してみてください!

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