小松校のブログ
2019/01/09
小松市の皆さんこんにちは!
ナビ個別指導学院小松校です。
始めて当ブログをご覧になってくださった方も、いつもいらっしゃっている方もありがとうございます。
皆さんに役立つ情報を載せていきますのでゆっくりとご覧になってください。
本日のテーマは『ご褒美』についてです。
「テストで良い点を取ったら〇〇を買ってあげる」などご褒美で子どもを釣ると言うのは親御さんなら一度は考えたこともあるのではないでしょうか?
『ご褒美』について興味深い考察がありましたのでここで紹介したいと思います。
今回取り上げるのは中室牧子著『「学力」の経済学』から紹介していきます。
さて今回のテーマ『ご褒美』ですが皆さんはお子さんと上記のようにご褒美の約束をしても結局達成できなかったという経験はないでしょうか?
どうしてテストで良い点を取ればいいだけなのにそれができないの??と。
実はこれ、親御さんの約束の仕方が問題なのかもしれません。
少しだけ約束の仕方を変えてみましょう。
ポイントは約束をより目先の目標に変えてみる事です。
「次のテストで80点取れたら5000円をあげる」というご褒美を用意するとします。
そこでご褒美の内容を
「宿題のワークを〇〇までに終わらせたら1000円」
「自分で買った参考書をテスト日までに終わらせれれば1000円」
「テストで80点取れたら3000円」
と言うようにご褒美をより目先の事に少しずつ変換させていくのです。
これには2つのポイントがあります。
まず、「人間は遠い先の目標よりも目先の目標の方が努力できる」ということがあります。
2つ目は「テストで80点」を取る為の道筋をご褒美でたどらせています。
実は「テストで80点取れれば5000円」というご褒美だけだと遠い目標&目標達成の道筋を子どもがわかっていない場合もあります。
ですので目先の目標を少しずつたどらせて最終的に大きな目標を達成するというのがこの狙いです。
イメージ的には獲物を檻に誘う為に少しずつ餌を少しずつ撒いておく感じでしょうか。
ぜひぜひ参考にしてみてください。