花巻校のブログ
2020/08/25
みなさんこんにちは!
ナビ個別指導学院 花巻校です。
1543年の8月25日。
ポルトガルから種子島に鉄砲が伝来したとされています。
ポルトガルから伝わった鉄砲は
火縄銃と呼ばれるものです。弾は鉄球で、
鉄の筒に火薬と鉄球を入れ、先から棒のようなもので、
筒の底にぐいぐい押し込めて弾を込めてました。
撃つときは、筒の底に空いている穴に縄を通して、
その縄に火をつけて火薬に発火させる、
という仕組みで動いていたんです。
形は違いますが、海賊の船にあるような大砲と一緒です。
離れたところにいる敵を倒すことができたのは
革命的でしたが、当然、欠点もありました。
特に、弾を込める時間はどんなに訓練しても
20秒くらいかかってしまったそうです。
そこで、この欠点を補うために
弾込めが完了した部隊がすぐ後ろに待機していて、
前列で撃った人と入れ替わって撃つ、という
入れ替わり立ち代わり方式が戦争では主流の戦い方でした。
織田信長が武田信玄の無敵の騎馬隊を打倒した長篠の戦いは
このパワーアップ版で、三段撃ちという作戦をとりました。
3列になったことで、複雑になったものの、
2列の時よりもたくさんの弾を撃つことができました。
歴史を覚えるポイントは理由を考えることです。
何もないところに急に幕府が開かれることはないですし、
不満もないのに急に一揆が起こることもありません。
当時の人の気持ちを考えると、
「確かに、そりゃ一揆の一つも起こしたくなるよね!」
なんて納得できれば、格段に覚えやすくなりますよ!