北上校のブログ
2020/06/30
明日が上野中学校の期末テスト最終日!
これで近隣の中学校はおおむねテストがひと段落しました。
一足早いですが、本当にお疲れ様でした!
さて、テストが終われば子供たちの目はそのあとに見える「夏休み」に勝手に向いてしまうもの。
そのまえに!
ちゃんと期末テストの振り返りをしておきましょう!!
常々生徒たちにも話していますが、
勉強のできるようになる子と何度やっても勉強の成績に繋がらない子の違いの一つに、
「一つ一つのテストを振り返るクセ」の有無があります。
テストが終わった後に問題をもう一度解いて、
「どこが勉強不足だったか」、「練習でできた問題でミスはないか」の確認作業を挟むことがとても大切です。
部活動や習い事の練習試合を思い出してみてください。
練習試合が終わったあとで、
試合の内容を振り返らないで基礎練習に戻るなんてことはあり得ませんよね。
勉強だって同じです。
自分の日々の「勉強の質」を上げるには、
早いうちに内容を振り返っておくことがその第一歩になります。
では、勉強を振り返るときに見るべきポイントはどこでしょうか。
なにも同じ問題をただ解いたってつまらないだけでなく、何も考えてないも同じです。
大きなポイントは
・かけなかった問題や分からなかった問題は「最後に解く」
・計算や語句を答える問題は「漢字や文字」があっているか問題用紙と見比べる。
実はこの2つだけでOK。
点数が取れない多くのミスはいわゆる「見間違い」や「見落とし」といったケアレスミス。
まずはそれがないかを確認していきましょう。
分からなかった問題は「緊張して解けなかったのか」「勉強してなくて分からなかったのか」の判断が難しいため、
なるべく後で時間をかけて確認していきます。
また、「解く」ではなく「見比べる」が中心になりますから、
「解くときよりも時間をかけて問題文や答えをなぞりながら見る」ことが重要です。
書いてく内容が少ないときほど、
自分がどれだけ注意して問題を読めているかが試されます。
あらかたの間違いを確認出来たら、
「ケアレスミスをしていなかったら点数がどう変わったか」を出しておきましょう。
点数が低くてなかなかモチベーションの上がらない人も、
「自分の本来の力がどれくらいなのか」を認識すれば、
次への目標が決めやすくなります。
忘れてはいけないことは、
「解きなおしは単なる粗探しではなく、次につながる目標確認」であること。
練習試合の内容を確認したら、
何が出来ていたか、何が出来なかったか、何はできるようになるかを決めますよね。
今回の期末テストが、一人ひとりにとって「次につながるモチベーション」になるといいですね。