北上校のブログ
2020/09/01
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夏休み明けに実力テストがありましたね。
早々に結果が返ってきて、一喜一憂しているのではないでしょうか。
ナビに今年度から通い始めた生徒が、先週実力テストの結果を持ってきてくれた時に、
「せんせ~・・・。点数はよかったのに順位が下がりました~・・・。」
と沈痛な表情で話しかけてくれました。
しかし、いざテスト結果を開いてみると、
確かに点数が前回から40点アップ。かなり良い傾向です。
順位は確かに下がりはしたものの、前回から1ダウン。
平均点もきっちり超えてますから、点数とのバランスで評価するなら「プラス」と評価してもいいものです。
「これなら全然次で挽回できるよ?」と言おうとしたら、おもむろに別な紙を見ます。
そこには「前回の定期テストの順位」が。
「ここから下がったんです!!!悔しい~~~~~!!」
確かに、定期テストから見ると順位は15ダウン。
しかし、定期テストと実力テストは同じ学校のテストでも全くの別物。
「確かに順位は下がったけど、範囲や内容が全然違うからひとくくりにしちゃだめだよ!ちゃんと同じテストから見比べて対策を立てていこう!」
そう話すと「あ、なんだそうなんですね!」と表情を明るくして、
次回のテストの話に前向きにうつることができました。
「テスト」という名のもとに、子供も大人もひとまとめで考えてしまいがちです。
ただ、それで順位や点数まで誤った評価をしてしまえば、
十分な対策を練ることはできないだけでなく、
子どもたちの自信ややる気を必要以上に削いでしまう結果に繋がります。
改めて一つ一つのテストの中身にしっかり注目して、
次につながるアドバイスをできるようにしたいですね。
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