北上校のブログ
2021/02/09
いよいよ来週には学年末テストが始まります!
1・2年生はここでの頑張りでこの1年の評定が決定します。
特に提出物は超重要!!!
範囲も広く、後回しでは終わらないでしょうから、
残り期間でしっかり復習して、テストに備えていきましょう!!
最近おススメしているのが、「ワークの間違い直しを一人勉強で行う」というもの。
ページ数もしっかり埋まるし、自分の苦手なものの復習にもなるので一石二鳥です!
ぜひ日々の勉強から自分に必要な勉強を積み重ねていきましょう!
さて、恐らくこの学年末テストが、現在のテスト形式が適用できる最後のテストになるでしょう。
なぜなら題名の通り、4月から中学校の学習指導要領が変更になるからです!
どの科目も今までのような公式や単語の暗記ではなく、
自分で内容を考え、傾向をつかみ、他者に伝えられるように表現する力を要求されるようになるといわれています。
例えば分かりやすいのが英語。
単語量は従来から中学・高校は3~4割程度増加し、
さらに小学校でも700語前後の単語が追加されていくようになります。
内容は英文で表記されるものも増え、
単語は覚えていて当たり前、それを使いこなせているかが見られるようになります。
逆を返せばそもそも単語や文法の形を覚えられない人はさらに苦労していくことになるといえます。
数学もその傾向が強く表れます。
計算の分野ではない、データや資料の読み取りがどの学年でも要求されるようになります。
現在の中学1年生では「度数分布表」が、
中学校3年生では「資料の整理(比を用いた計算)」が入っていますが、
その間、中学校2年生に「箱ひげ図」が追加されるようになります。
今まで高校1年生で行っていた内容が下りてくると考えると、その難易度の変わり方がいかに大きいかが想像できるでしょう。
計算はできて当たり前、自分で計算した数字の意味を考え、どのような特徴がデータにあるかを表現できる能力が必要になります。
今までよりも学校の教育で使う難易度が上がるということは、
それだけ学校外で取り組む時間を増やさなければついていくことが難しくなる、ということです。
今年の共通テストでも、どの科目もただ単語を選ぶのではなく、
図を選ばせたり、計算過程を書かせたり、はたまた文章で説明をさせたり。
こうした能力を磨くためには、日々の勉強からこうした「考える時間」を増やしていくことが必要になります。
その時間を作るために今必要なことは、「今の自分に足りていない分野の勉強を日々積み重ねること」が第一歩になります。
このあとの学年末テスト、
まずは基礎を大切にする時間を身につけて、
来年度以降の勉強を楽にできるようようにしていきましょう!