夢を見る人掴む人

教室長です。

この時期は受験に向けた勉強について面談をさせていただいてます。

最近よく思うのは、生徒の皆さん、自分の実力をかなり過小評価していて、

自信のない子が多いことが気になります。

せっかくいい素質を持っているのだから、

グっと踏ん張りをきかせて、ジャンプすればもっと高く羽ばたけるのに！

そう思っています。

　

岩手県調べの生徒アンケートによると、

自己肯定感や幸福感が低い生徒さんは、

勉強のやる気が起きないという子が多いようです。

また、嫌な事が起きたときに相談する人はだれかという質問についても、

誰にも相談しない人が約30％と、

自己肯定感の高い子の約10％とくらべて20％も高くなっています。

　

良質な勉強のためには環境が大切で、

そのためには相談しやすい余裕のある大人が周りにいること、

些細な成功を一緒に喜ぶ人がいること、

が欠かせないと思います。

　

以前であれば、おじいちゃんやおばあちゃんにテストを見せて

褒めてくれたのがすごくうれしかった、なんてことも家族の思い出の一コマとしてあったと思います。

近年では核家族の世帯が増え、共働きのお家が多くなると、

大人の側がいつも忙しそうに走り回っている。

そうするとなかなか子供が話しかけやすいタイミングが無くなってしまっているのかもしれませんね。

とはいえ、これはフルタイムで働いていればかなり難しいことだと思います。

　

そんな中、塾としてできることは、

勉強を教えてくれる場所であるのはもちろん、

生徒が安心して相談のできる大人がいる場所、

これを目指したいと思うこの頃です。

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