上福岡校のブログ
2023/10/14
さて、今年も10月中旬に差し掛かり、過ごしやすい時期となりましたね。
2学期も始まり、学校生活サイクルを取り戻しつつある今
お子様のお勉強の様子はいかがでしょうか?
面談をさせて頂いてると、「親が言ってもいう事を聞かない」や「勉強しない」
「こちらばかり焦っている」など、保護者の方々の声を耳にします。
しかし、それは関わり方次第でお子様のやる気が変わる可能性があります。
【家族会議を開く】
普段お仕事でお子様とお話をする機会の少ないご家庭は、
ぜひ一度家族会議を開いてみたください。
これは、当然ながら、子どもに説教する場ではありません。
今、親が気になっている点について、子どもはどのように考えているか意見を言ってもらい、
考え方の調整を行います。
そして、その時のポイントがこちらです!!
1、 はじめに目的について共有する
何のために家族会議を開いているか、目的について親から話をします。
つまり、「今後の勉強をどのようにしていくのか?」を話すことが目的となります。
2、子どもから話を始める
目的の確認ができたら、現在の勉強に対して、
どうしていくのか、どうしたいのかについて子どもの考えを話してもらいます。
しかし、実際は、中学生ともなると「別に」とか「どうでもいい」
というような漠然とした言葉で返してくることが多いです。
しかし、それで問題ありません。子どもから意見を先に言う場を設定することが大切であって
内容は重要ではありません。
注意点としては、子どもの上記のような発言に対して親が感情的な反応をしないことです。
親または子どものいずれかが感情的になった場合は、
一時中断して、家族会議の日を改めます。話し合いにならないためです。
それだけ真剣で冷静な話し合いの場であることを認識しておきます。
子どもの率直な気持ちを確認します。
最後に、子どもの意思の確認をする「ある問い」をします。
意思の確認といっても「今後、勉強をやるのか、やらないのか?」ではありません。
「今後、学力を伸ばしたいのか、伸ばしたくないのか?」という問いです。
「勉強をやるかやらないか」という問いは、子どもは「やらない」と答えるか、
不貞腐れたように「やればいいんだろ!」と答えることがほとんどです
しかし、学力を伸ばしたいと思っているのかどうかという問いに対しては
「伸ばしたくない!」とは言い難いものがあります。
子どもは本音のところでは自分を伸ばしたいとは思っていますが
様々な要因によって勉強したくない状況が生まれているだけなのです。
これまでの事例では、冷静な話し合いができれば、
かなりの確率で「伸ばしたい」という回答が出てきます。
この言葉仮が出てきたら、次に、勉強を阻害している要因を洗い出します。
阻害する要因とは、「勉強法がわからない」「何から始めていいかわからない」
「わからないことが多くてついていけない」などです。
それらに対して1つひとつ対策を立てていきます。
そして何をいつ具体的にどう進めていくのかアクションプランまで具体的に決めていきます。
ここまでやらないと行動ができない子は実際たくさんいます。
逆に言えば、ここまでやることで実際に勉強に向かうことができるとも言えます。
当塾でも、現在面談をさせて頂いておりますが、
お子様と向き合いしっかりと話すことで、
お子様の勉強の具体的な方法を提案してあげることができています。
勉強方法などについては、お子様一人ひとりに合わせた
カリキュラムやプランをご案内させて頂きますので、
気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。