上福岡校のブログ
2024/03/02
まだ確定というわけではないようですが、
文部科学省が小中学校の授業時間の見直しを検討しているとのことです。
ざっくりどのようなことかと言うと
小中学校の授業時間を5分短縮し、小学校は45分⇒40分・中学校は50分⇒45分に変更。
ただトータルの年間の授業時間は変更しないので、
そこで生まれた約85時間は各学校ごとに使える時間にする。
となるとのこと。
最初にも書きましたがまだ確定ではなく、
今年の秋に2027年の次期学習指導要領への反映に向けて
中央教育審議会に諮問(しもん)するそうです。
高校・大学の内容、入試を考えると
内容の難化・学習内容の増加で、
授業時間が短くなったから、「小中の学習内容を減らす」はおそらく考えられないでしょう。
となると学校の先生たちは短くなった時間の中で
今までと同じ内容を指導しなければならなくなるわけで、必然的にスピードが上がる。
そうすると生徒の中で格差が生まれる。
学校ごとの采配で使える時間で
よくできる子供たちはハイレベルな勉強、ついていけてない子供は補習的勉強。
より格差が生まれる。
これが一つの学校でも起こるでしょうし、
地域内でも学校ごとに格差が生じる場合も考えられます。
あくまでも今出ている情報から私が考えたことです。
実際この時間短縮が通らない場合もありますから
話半分でご覧いただければと思います。