十川校のブログ
2022/10/15
高松市の皆様こんにちは!
ナビ個別指導学院十川校です。
10月も中旬に入り、日が暮れると寒い日が増えてきました。
体調を崩しやすい時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、10月というと入試はまだ先、
というイメージがあるかもしれません。
実際は、早いところでは大学入試の学校推薦型選抜や
専門学校の試験は10月から始まっているところもあります。
高校入試は、ほとんどの場合がもう少し先、早くて1月~
の場合が多く準備できる期間に差があります。
このように、一言で入試といっても
高校入試と大学入試で大きな差があります。
今回のブログでは、この差について、
簡単に紹介していこうと思います。
・受験勉強はいつから始める?
高校入試では、国語・数学・英語・理科・社会の
中学3年間で習ったすべての範囲の試験が行われます。
内申点(学校の成績)として必要となるのは、
地域にもよりますが、中学3年生のものが
中心となる場合がほとんどです。
そのため、本格的に受験を意識して勉強を
はじめるのは、中学3年生になってから、
の場合が多くなっています。
もちろん、早めに始めるに越したことはありませんが、
中学1年生の学習が終わった段階で、
入試問題を解くことは当然不可能ですよね。
ですから、中学1年生のうちから、受験勉強!
と意気込んで勉強すというより、1,2年のうちは
これからに向けての土台づくりという感じです。
一方、大学入試へ向けての高校での勉強は
大きく異なります。
最も大きな違いは、受験に必要な科目が
決まっていないという点です。
行きたい大学の学部や入試の方法によって、
大きく異なります。
そのため、いかに早く自分のやりたいことを決めて
必要な科目を効率よく勉強していくかが需要です。
加えて、高校1年生の学習は終わった時点で、
数学Ⅰ・Aや現代社会など、その科目の
全ての範囲の学習が終わっているはずなので、
入試の過去問を解くことも可能です。
つまり、大学入試へ向けては、
高校1年生の1番最初から、受験勉強が始まるということです。
また、勉強の内容もかなり複雑になっており、
中学の時のように高校3年生から頑張るは通用しません。
実施に、塾によっては高校3年からの入会を
断る場合もあるようです。
特に高校入ってすぐは、合格に浮かれて
勉強をあまりしなくなるという話はよく聞きます。
それは絶対にやめてくださいね。
・先の進路の考え方
高校入学も、大学入学も共通していることに、
入学がゴールではありません。
あくまで自分の将来の為の通過点になります。
ただ、志望校を考えるときに何に注目した方が良いかは
大きく異なります。
中学生の段階では、自分の将来やりたいことが
決まっている人は多くないでしょう。
大学へ進学するか、就職するかによっても
必要なことが大きく異なります。
そのため、自分が将来どうなるかを
一度真剣に考え、勉強を続けるか、
就職するかはしっかり決めてください。
そのうえで、将来やりたいことが決まっている人は
それをできる大学や専門学校に必要なことを
教えてくれる高校を選びましょう。
何がしたいかまだ分からない人も、
あせる必要はありません。
高校で、もう一度考えるタイミングがあるので、
その時に決めれば良いです。
その時にどういった選択でもできるように、
専門系の学校ではなく、普通科やよりレベルの高い
学校を選択しておくと良いです。
大学進学は、早めの決断がよりアドバンテージになります。
ほぼすべての学校で、高校1年生の夏休み明けには
文系理系の選択を行います。
この選択を後から変更するのは、非常に困難です。
後回しにせず、高校1年生の夏休みのうちから
大学見学を行い、自分が何をしたいかよく考えましょう。
そして、もう1つ重要なことで、これまでとは違い
大学で行うのは「勉強」ではなく、「研究」が中心です。
勉強は答えのある問題を求めることですが、
研究とは、答えのない問題に取り組むことです。
大学より、さらに先、自分の将来では
必ず答えのない問題に取り組むことになります。
自分自身が、どんな研究をしてみたいか、
そこを考えて目標を決めましょう。
ナビでは、学年に合わせて進路指導も行っています。
最終的に決めるのは、生徒たち本人ですが、
どういった選択をすればいいのかのアドバイスは
ガンガン行っていきます!
皆様のご相談、お待ちしております!