姶良校のブログ
2018/02/09
姶良市の皆様こんにちは。
学習塾のナビ個別指導学院 姶良校です。
"作文"と聞いただけで、気が重くなってしまう子どもは少なくないはず。
「何から書き始めたらよいか分からない」「書くことが全く思いつかない」「思ったことをとりあえず書くと、ちぐはぐな内容になってしまう」「上手い書き方が分からない」
など、作文を苦手と感じるには色々な理由があるだろう。
しかし、ちょっとした"作文マジック"を知っているだけで、驚くほど作文が上手に書けるようになるのである。
今回は立命館小学校国語教育アドバイザーであり「作文の神様」として多くの著書を手がける岩下修先生に、作文を上手に書くための目からウロコのテクニックをお聞きした。
それでは、実際に一つの作文を書く要領で、岩下氏に作文マジックを解説していただこう。
まずはテーマを決める
岩下氏「まずは何に関する作文を書くのか、テーマを決めましょう。例えば今回は【宝物について】書くことにしてみましょう。」
最初にタイトルを書かない
タイトルを先に書いてしまうと内容と食い違いがでやすくなってしまいます。
タイトルは作文を全部書き終えてから、最後にもう一度自分の書いた文章を冷静に読み直しながら考えるのがベター。
4段落の構成を考える
岩下氏「作文を序論・本論・結論という3段落で書こうとしたり、起こった出来事を時系列ですべて書こうとする人も多いですが、実は作文は4段落で書くのが鉄則なのです。」
岩下氏が推奨する作文の基本構造は以下だ。
◆1段落(はじめ)...これから自分が書く内容を簡単に紹介する。
例:ぼくのいちばんのたからものはつくえです。
◆2段落(なか1)...テーマに関して何か一つのことを書く。
例:しかくがおおくて、ぼくのせのたかさぐらいです。つくえには、ほんがいっぱいおけます。ひきだしが5つあって、ひとつめはトランプやペンが入っています。ふたつめは、わすれてしまいました。三つめは、えんぴつがはいっています。四つめは、おりがみがあります。五つめは、もらったものがはいっています。
◆3段落(なか2)...テーマに関して何かもう一つ書く。
例:このつくえは、おじいちゃんがしんじゃう二しゅうかんまえにかってもらいました。おじいちゃんからのさいごのプレゼントです。いまは、そこでべんきょうをしています。つくえは、ぼくのへやのすみっこにおいてあります。
◆まとめ...なか1・なか2を書く中で考えたことをまとめる。
例:おじいちゃんがいるとおもってべんきょうしていると、すぐにべんきょうがおわります。
長くなりましたが冬休みにも作文はあります。
しっかりかきましょう!!
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