隼人校のブログ
2024/04/20
アメリカのある心理学者の研究によると
「人間が1度に覚えられる情報は7つ前後である」という
研究結果が出ているそうです。
1度にという点がポイントですが、それでも思ったより少ないと
感じる人が多いのではないでしょうか?
ですので、1度に大量の単語や用語を暗記しようとしても、
難しいのが当たり前なんですね。
では、学習時にどうやって暗記をしていけばいいのでしょうか?
逆に、この「7つ前後」という数字を利用してみましょう。
★
7つより小さいグループに分けて覚えましょう!
7つが1度に覚えられる限界なのであれば、
7つより少ない数ずつに分けて覚えていきましょう。
例えば都道府県の暗記です。
都道府県は47もあります。
1度に覚えられる数である7つの約7倍です。
これを、「北海道・東北地方」「関東地方」「中部地方」
「近畿地方」「中国・四国地方」「九州・沖縄地方」という
6つのグループに分けて覚えていくと良いです。
中学生だと、地理の教科書の日本地理の単元は、
このような6~7つに分けられています。
そして、まずは「九州・沖縄地方」の場所と県庁所在地から
覚えていく...といった感じです。
後は例に挙げた都道府県の暗記などは特にそうですが、
「絵や写真とセットで覚える」ということも大事です。
視覚から入る情報と一緒に覚えることでイメージがしやすくなり、
忘れたときにも思い出しやすくなります。
★
このように暗記は、7つ以下の少ないグループに分けて覚えていくと
効率的になります。
「暗記が苦手」という人に限って、1度にたくさんのことを
覚えようとしている姿を目にします。
小分けにして少しずつ、定着させながら暗記をしていきましょう!