隼人校のブログ
2024/06/12
算数、数学の図形問題は好き嫌いが分かれやすい単元です。
ただ、図形問題は小中高とずっとついてくるものです。
せっかくなら、苦手意識がないまま高校卒業まで過ごせると
一番良いですよね。
そこで、小学生からやっておくと良い図形問題への取り組み
について紹介したいと思います。
★
① 「量感」を身に付ける!
小学生低学年の長さの問題で、
「教科書の縦と横の長さはcm、mmどちらで表す?」
という、実生活の中にあるものを特定の単位で表す問題があります。
大人からするとごく当たり前な問題かもしれませんが、
子供には経験が無いため意外と分からない子が多いですね。
こういった「量感」は、問題を解くときの助けにもなります。
(例:ありえない答えが出た時に違和感を覚えられる等)
ですので、実生活の中で勉強というよりも、クイズのような感覚で
家の中の色々なものを物差しで測ってみたり、重さを測ってみると
経験が積めて良いかもしれません。
② 実際に図形を作ってみる!
中学年~高学年になると立体的な図形問題も出てきます。
この立体がかなり厄介で、目に見えない部分も考えたりしないと
いけないので、イメージ力がとても大切です。
あとは、立体を切り開いた展開図を書く問題があります。
この辺りは苦手な人は本当に苦手です。
そこで出来ることは、頭の中でなんとなく考えるのではなく、
「実際に図形を作ってみる」ことです。
厚紙や折り紙などで、問題になっている立体を作ってみると
とても理解がしやすいです。
さらに、それを切り開いて展開図がどうなるかを、
目で確認できるといいですね!
手間がかかるので、時間がない時はティッシュの箱や
トイレットペーパーの芯を使って是非やってみてください!
★
図形問題は、勉強外での経験(絵を描く、プラモデルを作る等)が
とても役に立つ単元です。
その分そういったことに興味を持てない人からすると
苦手になりがちな部分です。
上の2点に気をつけて、小学生の内から苦手意識を持たないように
してみて下さい!