隼人校のブログ
2024/07/04
今回の期末テストを見ていても、「記述問題」が増えてきています。
今回は、社会の記述問題についてお伝えしようと思います。
「記述問題って難しい!」と思っている生徒が多いようですが、
実際はそんなことはありません。
練習すれば書けるようになりますし、他の問題と大きく異なるのが、
部分点を稼げるという点です。
授業やテストを見ていると、記述問題は難しいからと最初から
解くのを諦めている生徒もいます。
また、解かずに終わった問題は、内容の定着がしにくくなります。
何かを書いて間違えれば、「間違えてしまった問題」と
印象に残り易いです。
まずは最初から書くことを諦めないことが肝心ですね。
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加えて社会の記述問題の場合は、
「資料や図を読み取って答える問題」がよく出題されます。
この読み取りのポイントは、
「違いや特徴を探して、そこを中心に答える」ということです。
なんとなく資料を見るのではなく、
「違いは何かな?」「特徴的な部分はないかな?」
と考えながら読み取ることが大切になります。
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さらに社会の記述問題は、用語などの説明をする問題もあります。
自分で考えた文章で答えようとすると、
「どう書けばいいか分からない!」となりやすいですが、
社会に限っては教科書に載っている説明分を利用することが
できます。
教科書に使われている言葉で書かれている文章は、
✖になりにくいという特徴があります。
でも、まずは記述問題だからと言って避けない。
間違えても良いのでとにかく何かを書く!
そして間違えても何が違ったのかを復習することが大事です。
面倒くさいことかもしれませんが、こういった練習をすることで、
5~10点の点数の差に繋がります。