宿題を早く終わらせたいのに、気づけば期限ギリギリ。定期テスト間近なのに、集中できなくてダラダラ...。そんな経験、ありませんか?
今日は、そんな悩みを解決する方法を紹介します。それは「パーキンソンの法則」です。
パーキンソンの法則って?
「パーキンソンの法則」とは、「仕事は与えられた時間をすべて使って膨張する」という法則のことです。つまり、時間がたくさんあると、その分だけダラダラと時間を使ってしまうのです。
例えば、定期テスト前に学校からワークを課題として出されることがありますよね。でも、結局期限ギリギリまでやらないことが多いのではないでしょうか?まさにこれが「パーキンソンの法則」の典型的な例です。
どうすれば効率よく勉強できるの?
ダラダラ勉強を防ぐためには、以下の2つのポイントが大切です。
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「時間」ではなく、「どこまでやるか」を決める
- ただ「1時間勉強する」と決めるのではなく、「数学の問題集の10ページを終わらせる」といった具体的な目標を設定しましょう。
例:
- 悪い例: 「今日の午後、3時間勉強する」
- 良い例: 「午後3時から5時までの2時間で、数学の問題集の10ページを解く」
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余裕を持った自分なりの期限を作る
- 本来の期限より少し早めに、自分で締め切りを設定してみましょう。例えば、提出期限が金曜日なら、木曜日までに終わらせると決めると効果的です。
例:
- 悪い例: 「このワークは金曜日が提出期限だから、金曜日の朝に終わらせればいいや」
- 良い例: 「このワークは金曜日が提出期限だから、水曜日の夜までに終わらせる」
具体的なスケジュール例
ここで、具体的なスケジュールを見てみましょう。
例:数学のワークが10ページあり、金曜日が提出期限の場合
- 月曜日:3ページを解く(1時間)
- 火曜日:3ページを解く(1時間)
- 水曜日:3ページを解く(1時間)
- 木曜日:1ページを解いて見直し(30分)
- 金曜日:余裕を持って確認
まとめ
「パーキンソンの法則」を逆手に取って、効率的な勉強方法を身につけましょう。目標を明確にし、自分なりの期限を設定することで、ダラダラを防ぎ、勉強の質を上げることができます。是非、試してみてくださいね!
皆さんの勉強がスムーズに進むことを願っています。