自宅での学習時間を確保するのって、本当に難しいですよね。特に部活や習い事で忙しいと、時間は限られ、さらに自宅にはたくさんの誘惑が...。スマホ、テレビ、ゲーム、漫画など、自分の好きなものがあふれているのが自宅の特徴です。
でも、結局のところ、自宅で過ごす時間は学校に次いで長いのではないでしょうか?だからこそ、自宅での学習時間をいかに確保するかが、学力向上のカギを握っています。
とはいえ、「やる気がなかなか出ない...」という人も多いでしょう。そんなあなたに、今日は勉強を始めやすくする方法をお伝えします。それが「30秒勉強法」です。
「30秒勉強法」とは?
「30秒勉強法」とは、篠原好さんが紹介する勉強法です。彼は『試験直前でも合格! 短期間で実力を上げる高速学習法 逆転合格90日プログラム』という本を執筆し、D判定からA判定まで成績を上げ、京都大学に合格された方です。さらに、模試では全国1位を取った経験もあるという実績の持ち主です。
この「30秒勉強法」は、その名の通り、まずは30秒だけ勉強してみるというものです。勉強は、やり始めるまでが一番大変ですが、脳科学によると、実際に行動を起こしてから約15分後に集中を促すドーパミンが脳内で分泌されるそうです。
しかし、「15分やろう」と思っても、やる気が出ない時には行動に移すのは難しいもの。そんな時にこそ「30秒勉強法」が効果を発揮します。
なぜ「30秒」なのか?
どんなにやる気が出ない時でも、「30秒だけなら...」と始めやすいのがポイントです。篠原さんによれば、この「30秒」という短時間が、エンジンをかけるためにちょうど良い時間なのだとか。
さっそく試してみよう!
もしも、どうしても家で勉強する気が起きないと感じているなら、まずは何でも良いので30秒だけ勉強してみましょう。例えば、教科書を開いて読む、問題集を解いてみるなど、できることからスタートです。
30秒が過ぎると、不思議と「もう少しやってみようかな」という気持ちが湧いてくるかもしれません。徐々にエンジンがかかってきて、気づけば15分、さらには1時間があっという間に過ぎていることも!
まとめ
「30秒勉強法」は、勉強を始めるための小さな一歩を踏み出す手助けをしてくれます。自宅での学習時間を増やしたいと考えているなら、ぜひこの方法を試してみてください。最初の一歩を踏み出すことで、勉強が習慣になり、やる気が自然と湧いてくるようになるはずです。
今日から、30秒だけでも始めてみましょう!