大学受験を控えている皆さん、またはその保護者の皆さま、大学入試は「高校入試」とは少し異なり、さまざまな受験方式があります。「いまいち違いが分からない...」という方のために、今回は国公立大学と私立大学の一般選抜の受験方法について分かりやすく解説していきます。
1. 大学入試の日程の違い
まずは、入試日程の違いについて見てみましょう。国公立と私立では日程が異なるため、しっかりとチェックしておくことが大切です。
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国公立大学の入試日程
- 前期日程:2月下旬
- 後期日程:3月中旬
- (一部の大学で中期日程:3月上旬)
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私立大学の入試日程
- 各大学により異なりますが、例年1月末から2月中に実施されることが多いです。
- 私立大学の入試は、日程が重ならない限り複数校の受験が可能です。
日程をしっかり把握して、スケジュールを上手に組むことがポイントです。
2. 受験科目の違い
次に、受験科目についてです。科目数は国公立大学と私立大学で大きく異なります。
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国公立大学の受験科目
- 国公立大学を受験するには、まず「共通テスト」を受けることが必須です。このテストでは5教科7科目を基本として勉強しておく必要があります。
- ただし、大学や学部によっては3科目での受験が可能な場合もあります。志望校がどの科目を重視しているかを事前に確認して、重点的に勉強する科目を選びましょう。
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私立大学の受験科目
- 私立大学の受験科目は一般的に3科目程度に絞られることが多く、比較的対策しやすいです。
- 受験方式は大学によって異なり、例えば「共通テスト利用入試」や「大学独自の試験」があります。どの方式が自分に合っているかを確認しておくと良いでしょう。
3. 入試方式の違い
最後に、各大学で実施される入試方式の違いについてです。
おわりに:推薦入試も増加傾向、でも一般入試の準備も忘れずに
近年、推薦入試やAO入試での受験も増えていますが、最終的に一般入試で受験する人も少なくありません。もしもの時を考え、一般入試の内容もしっかりと把握しておくことが重要です。
入試方式や日程、受験科目などを事前に調べ、効率よく対策を立てることが、受験成功のカギとなります。この記事が皆さんの受験準備に役立つことを願っています。