伊敷校のブログ
2023/06/01
最近、小学生さんからのお問合せも多く頂きます。
無料体験の初日に保護者様にお子様の状況を確認すると、「うちの子は読解力が無くて」ということをよく聞きます。
実際に、国語が苦手・算数の文章問題が苦手という生徒さんはたくさんいますが、
近年「読解力」「理解力」を問われる問題が増えてきています。
どうすれば読解力がつくのか?
残念ながら、読解力を上げるための特効薬はありません。。
よく「本をたくさん読むことが大切!」といいますが、本を読まない子からすると、読めないからなおさら苦痛でしかなく、
逆に読まなくなってしまう恐れがあります。
では、どうすればいいのか!
小学1・2年生でしたら、音読の宿題があります。平仮名や漢字、言葉の使い方を学ぶための宿題ですが、
慣れてくると、子どもは暗記してしまい、ただ暗唱するだけ、下手すると読まないということもあります。
そこで、ポイントとしては、
『読む前に簡単な質問をして読ませる』ことです!
例えば、
「スイミーはどうしていじめられたのかな?分かったら教えてね」
と、読む前に質問をしておくだけで、お子さんは一生懸命に探しながら読んでくれます。
答えることが出来れば、たくさん褒めてあげると効果的です!
そうすることによって、『文を読みながら考える』という癖がつくので、読解力を上げる練習になります。
ただ、質問をするためにはお母さん、お父さんも内容を分かっていないとできません。
本を読ませたいなら、一緒に読書をして、本を読んでいる姿を見せてあげることも大切です。
母「本を読みなさい!」
子「お母さんは読んでないじゃん!」
と子どもなりに思っているかもしれません。
音読の宿題が無い学年のお子さんは、ぜひ一緒に本を読んであげてください。
読んでいる姿を見せるだけで「本ってそんなに面白いのかな?自分も読んでみようかな。」
と真似したくなるかもしれません。
お仕事でお忙しいと思いますが、10分だけでもお子さんの為にぜひお試しください。