伊敷校のブログ
2024/08/03
鹿児島市伊敷台にあります個別塾、ナビ個別指導学院伊敷校です。
勉強の悩みの中によくあるのが、
「文章問題が苦手で中々出来ない...」というものです。
最近では、「読解力」や「自分の考えを文章化する力」を
求める割合が増えてきているため、
教科を問わずにこの悩みは出てきているようです。
そこで、勘違いしがちなのが、
「国語が出来れば他の教科の文章問題も解ける」ということです。
「国語が出来るのになんで数学の文章題は出来ないのか?」や
「数学の文章題はできるのに国語は何で出来ないのか?」と
いったお悩みもよく耳にします。
「読解力」という点では、どの教科も同じかもしれません。
ただ、必要な知識や理解するためのアプローチが違います。
例えば、国語の文章題と算数の文章題ではどう違うか?
国語 ⇒ 問われていることを長文の中から探す
算数 ⇒ 問われていることに対する知識を頭の中から引き出す
それぞれこんなイメージです。
国語では知識が必要な問題は比較的少ないです。
質問されている答えを探す問題がほとんどです。
逆に、数学は答えを解くために「知識」が必要です。
例えば、公式であったり計算ルールといったものです。
また、数学の場合は問題を図式化して、
分かりやすくする必要のある問題も出てきます。
こういったことから、同じ文章題でも性質が変わってきます。
国語の場合は、まず何よりも「何を聞かれているか?」を
理解することが重要です。
どうしても分からない時に、長文の方を読んでしまいがちですが、
このやり方では余計混乱します。
数学の場合は、「この問題は何の知識を問われている問題か?」を
考えて問題に取り組むことが大事です。
どちらの場合も分からなかったり間違えてもOKです!
大事なことは、それぞれのポイントをしっかり押さえられるかです。
「ただ何となく答えをうつして終わり」
これが一番無駄につながってしまうので要注意です!