伊敷校のブログ
2024/10/05
鹿児島市伊敷台にあります個別塾、ナビ個別指導学院伊敷校です。
小学生では学校から出る毎日の宿題に「漢字練習」があります。
そして、定期的に小テストも実施されています。
しかし、毎日練習をしているはずなのに、小テストになると
点数が取れていないというお子さんもいるかと思います。
これは、漢字練習を「覚えようと思って書いていないこと」が
原因ではないか?と思います。
私自身も経験がありますが、同じものを繰り返し書くことを
苦痛に感じるお子さんは多いかと思います。
しかし、宿題なのでやらないといけないと考えながら書いていると、
それは学習ではなく、ただの作業になります。
こうなると中々頭の中には定着しません。
同じことが英単語を覚えたりする際にも言えます。
では、どんなことに気をつけて練習すると良いかを紹介します。
★
① 小テストを自分で実施する!
同じものを繰り返し書くことに飽きるのであれば、
書く回数を減らすようにすると良いです。
5~10分覚える時間を作り、その後に自分でテストをする。
間違えたものだけを書き取り練習する。
という流れを、間違いが0になるまで繰り返す方法です。
最初の内は保護者の方が手伝ってあげて下さい。
これに慣れてくれると、他の教科の勉強の際にも良い影響が
あるのでおススメです。
② 大きく、正しい書き順で、丁寧に!
面倒くさいので雑に書いたり、適当な書き順で
書くことも出てきます。
ただそれが定着すると覚えにくいことももちろんですが、
大人になった時に字が汚く困ることになります。
可能な限りですがご家庭でも気にかけてみましょう。
③ 漢字を使った短文を書く!
学年が上がると、「同音異義語」と呼ばれる同じ読み方で
意味が違うという言葉がたくさん出てきます。
例えば「はかる」という言葉1つで、
図る・測る・計る・量ると複数の漢字があります。
意味が違うので文章に応じて正しいものを選ばないといけません。
こういった判断力をつけるためには、漢字を使った短文を
自分で作ると良いです。
もちろんドリルにも短文がついているのですが、
それを書くと写すだけになるので覚えにくいです。
調べながら自力で作ることがベストです。
★
漢字は国語だけでなく社会のテストの際にも必要になってきます。
作業にならないような工夫で定着を図りましょう!!