出水駅前校のブログ
2021/05/26
最近、小学生からのお問合せもたくさん頂きます。
無料体験の初日に保護者の方に生徒の状況を確認すると
「うちの子は読解力がなくて」とよく聞きます。
実際、国語が苦手という生徒が多くなってきています。
漢字が読めない・書けないということありますが
文章問題で問題が何をきいているのか、何を答えて欲しいのかが
よくわからないという生徒が多くなっています。
読解力は他の教科にも影響します。
算数や数学の文章問題は短い文章で問題を説明されます。
何を求めればいいのか、またどんな式にすればいいのか読み取らなくてはいけません。
どうすれば読解力がつくの
読解力を上げるためには本をたくさん読むことが大切!とよく言われますが、
語彙力が無いのに本を読むことは、本を読まない子からすると苦痛でしかなく
逆に読まなくなってしまう恐れがあります。
どうすればいいかと言うと小学校1・2年生でしたら音読の宿題があります。
平仮名や漢字、言葉の使い方を学ぶための宿題ですが慣れてくると
子供は暗記してしまいただ暗唱するだけ、下手すると読まないということもあります。
そこで読解力をつけるためにポイントとして読む前に簡単な質問をしてから読ませることがお勧めです。
「スイミーはどうしていじめられていたのかな?分かったら教えてね。」
と読む前に質問をしておくだけで子どもは一生懸命探しながら読んでくれます。
答えを探して答えることが出来ればたくさん褒めてあげると効果的です。
そうすることによって文を読みながら考えるという癖がつくので読解力を上げる練習になります。
ただ、質問をするためにはお父さん、お母さんも内容をわかっていないとできません。
本を読ませたいなら一緒に読書をして本を読んでいる姿を見せてあげるということも大切です。
「本を読みなさい!」
「お母さんは読んでないじゃん!」
と子どもなりに思っているかも知れません。
音読の宿題がない学年の生徒は是非一緒に本を読んであげてください。
読んでいる姿を見せるだけで「本ってそんなに面白いのかな?自分も読んでみようかな。」と
真似したくなるかも知れません。
生徒のためにも是非、お試しください。