出水駅前校のブログ
2021/08/10
毎日、毎日暑い日が続きますね。
ナビでも体調を崩してしまった生徒が出てきています。体調管理には十分気を付けてください。
生徒との会話で出てきた言葉で気になったことがありました。
「やっているのに、成績が伸びない」とか
「時間をかけて勉強しているわりに結果につながらない」など。
受験に向けて頑張っている中学3年生からこういう悩みをよく耳にします。
自宅での学習状況を聞くと、自分なりに考えてやってくれています。
三者面談で保護者の方に状況を聞いても
「長時間自分の机に向かっています。」
「ご飯を食べたらすぐ自室に戻って勉強しています。」
と頑張っている様子を聞くことが出来ます。
では、なぜ成績に反映されないのでしょうか?
原因は2つ考えられます。
①【勉強】が【作業】になっている
②【生活リズムの乱れ】で勉強に【集中できていない】
お子さんはこのような状態になっていないでしょうか。
①の場合はまず勉強のやり方を考え直す必要があります。
例えば歴史を勉強しようとしてノートにきちんとまとめようとすると
大事なところを見つけて、どのようにまとめるのかを考えて
綺麗に色分けし、分かりやすいようにまとめる必要が出てきます。
このまとめる勉強方法は【覚える】に時間をかけずに
【まとめる】に時間がかかってしまいノートを「埋める作業」になってしまいやすくなります。
時間はかかっているけど頭には残らない勉強方法です。
まとめた後にきちんとまとめたノートを使って【覚える】作業をいれましょう。
②の場合は、要注意です。勉強するためにも体力は必要です。
時間をかけて勉強したけど学校の授業で寝てしまったとなれば元も子もありません。
帰宅してから寝るまでの時間のうち、どのくらいを勉強に使い、どのくらいの時間を自分の好きなことに使うのか。
その時間には個人差がありますが、人からやらされる勉強より自分で計画をたててする方が成績は伸びます。
体調が悪くなればそれだけで勉強の効率は下がってしまいます。
また徹夜をした後の頭は缶ビール3本を飲んだ時と同じくらいの思考力になるそうです。
酔っぱらいながら勉強なんてできないですよね。
きちんと勉強できる習慣づけが勉強を続けていくためには必要になります。
どちらにしても「テストでもっと良い点数を取りたい!」「もっと勉強が出来るようになりたい!」
という本人の意思がまずは大事です!
夏休み直前です。なぜ勉強しないといけないのかをまずはじっくり考えてみてそこから始めましょう!