鹿児島中央校のブログ
2018/05/30
鹿児島市のみなさん、こんにちは。
ナビ鹿児島中央校の三浦です。
小学生の授業をしていてみんな躓くのが
【文章から式を作る問題】ですね。
小学校5年生のはちょうど小数の計算が終わるくらいの時期ですね。
(学校、クラスによっては終わっていますが...。)
小学5年生の代表的な文章題といえば割合です。
そう言った難しい文章題に入る前にコツをつかんでいてほしいポイントがあります。
文章問題を解くポイント①
『小数や分数を整数に置き換えて式を作る』です。
例えば
Q、長さが4.2mで重さが3.8Kgの棒があります。この棒の1mの重さは何Kgですか。
これを
長さが42mで重さが38kgの棒があります。この棒の1mの重さは何kgですか。
と置き換えてみると途端に式が立てられるようになる子は多いです。
あとはこれに小数点を戻せば式の完成です。
迷ってしまう理由は 小数÷小数 を習ってどちらをどちらで割っても答えが出てしまうからです。
しかし、小数なしで考える文章問題は小学4年生までにさんざん練習してきているので考えやすくなります。
文章問題を解くポイント②
『〇〇は△△のいくつ分(何倍)ですか?』は『〇〇÷△△』と考える。
有名な文章題の解き方『は』と『の』の考え方ですね。
これはこれから習う割合にも使えます。
ここでポイントは
『〇〇は』と書いてあれば『割られる数』(比べられる量)
『△△の』と書いてあれば『割る数』(もとにする量)
と覚えておくことですね。
意地悪な問題では『1本が2.5mのリボンがあります。1.5mのリボンはいくつ分(何倍)になりますか』
とわざと逆に作っている問題もあります。
これを覚えておくだけで少しづつ文章問題がわかるようになります。
ただ使いなれていなければ解くときに混乱してしまうので
やはりポイントを使った繰り返しの勉強が必要です。
是非、2学期の後半に出てくる割合までにしっかり練習して身につけてみてください。
ナビ鹿児島中央校 三浦