鹿児島中央校のブログ
2018/12/26
鹿児島市の皆さん、こんにちは。
ナビ鹿児島中央校です。
先日、甲南中の3年生の生徒から
「面接の準備って何をすればいいですか?」
という質問を受けました。
どうやら甲南中学校の冬休みの宿題に面接準備のため自己分析の宿題が出ているようです。
「先生、これ何を書いていいか分からない...。」
生徒は初めての面接で結構困っていました。
確認していると共通の部分で迷っている生徒が多いので
準備する際に注意する点を挙げておこうと思います。
① 志望校の情報を入れる。
どういうことかと言うと「簿記の資格が取りたいからです。」だけでは
「別の商業校でも良いじゃないか。」と捉えかねません。
そこに例えば「貴校で行っている〇〇特訓に惹かれました。」など
志望する学校で行っている授業や行事、部活などの情報を入れるだけでも
「この子はしっかりうちの学校のこと調べているな。」とプラスになります。
② マイナスの情報を入れない。
「前は勉強がとても嫌いだったのですが点数が取れるようになり好きになりました。」
好きになったことは伝わりますがマイナスになる項目いっぱいです。
点数が下がったら嫌いになるのか?
勉強が嫌いだったのならちゃんと高校で勉強できるのか?
など面接官に不安な要素を暴露していることになります。
マイナスの部分は言わず良い所だけ伝えましょう。
③ マイナスの情報は言い換える。
「受験勉強前は数学が始め5点しか取れていませんでしたが35点まで上がりました!」
これは確かに点数が伸びたことを伝えることが出来ています。
しかしこれでは伸びても35点しかないことがマイナスになってしまいます。
これを「受験勉強を始め以前の点数よりも30点アップさせることが出来ました!」
と言い換えることでだいぶ聞いた印象が変わります。
④ 自分のアピールポイントを入れる。
面接はいくつ質問されるか、どんなことを質問されるか分かりません。
どんな質問に対しても自分のアピールポイントを入れていく必要があります。
例えば「好きな食べも物は何ですか?」と聞かれて「はい!カレーです。」と
答えるだけではマイナスにはなりませんがプラスにもなりません。
「小さい頃から母を手伝い一緒に作っていたカレーが好きです。」
と伝えるだけで「この子いい子だな。」とアピール出来ます。
⑤ 実体験などのエピソードを入れる。
④と近いことにはなりますが話している内容に実体験を入れることで
自分のアピールポイントを増やすことができます。
「集団生活で大切なことは」と聞かれ「信頼関係です。」とだけ答えるのと
「というのも野球の試合でスクイズの指示が出た時にバッターを信じて投球と同時に走り出しました。
スクイズは見事成功し試合に勝つことが出来たからです。」
と実際に感じた理由に実体験や聞いた内容、調べた内容などを踏まえると厚みが出ます。
他にも細かい気をつけるポイントはありますが
以上の4つのことに気をつけて話す内容を準備しておくと
面接準備もスムーズに進みます。
是非試してみて下さい。
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