鹿児島中央校のブログ
2020/03/14
鹿児島市の皆さん、こんにちは。
ナビ鹿児島中央校です。
新型コロナウィルスによって鹿児島県の学校が休校になっています。
今まで経験したことがない状況で生徒・保護者ともに不安を感じているようです。
この新学年スタート前のこの時期には毎年、現学年の復習を促しています。
なぜ今の時期に復習をしなくてはならないのかというと。
例えば中学校の数学で考えると中学1年生で『比例・反比例』という単元を学習します。
比例の式を中学1年生では「y = a x 」と習います。
しかしこの式は小学6年生の時にも習っている式になります。
小学6年生の時には「y = 決まった数 ✖ x」と習います。
実は「決まった数」が「a」に置き換わっているだけで同じ意味を表しています。
さらに言えば中学2年生では『一次関数』という単元を学習します。
1次関数の式は「y = a x + b 」と習います。
比例の場合は縦軸・横軸がどちらも 0 からスタートになるため「+b」はつきません。
それが発展し2年生ではスタートに時点で縦軸に数字が入っている状況から始まる変化の仕方を学びます。
このように学年は違っていても繋がりのある教科・単元はたくさんあります。
その学年で習って終わり!ではなく、新学年へと繋がっていくからこそ
今のうちに出来るようにしておくことが大切です。
「これって前に習った単元と一緒だっ!」
と気づけただけでも新学年のスタートが変わってきます。
是非、学習した内容を分からないままにしておかず、
次の学年の為にもしっかりと復習を頑張っていきましょう!!