鹿児島中央校のブログ

国語の文章読解はどう解くの??

2024/05/08

鹿児島市荒田にあります個別塾、

ナビ個別指導学院鹿児島中央校です。

国語の文章読解は苦手な生徒が多く、

また勉強をするとしても、何をどのように勉強すればよいかが

分からない単元と言われています。

じゃあどうやって解いていこう??

物語文と説明文に分けてご紹介します!


《物語・小説》

物語や小説問題では、

「登場人物の心情、気持ち、考えの変化とその要因を読み取る」

ことがポイントになります。

ただ、小学校の高学年以降になってくると、

「嬉しい」や「悲しい」といった直接的な表現が

使われた文章は少なくなります。

なので「感情を表す表現や例え」を語句として覚えていくこと

重要になります。

例えば、顔を赤くして......や顔をそむけたまま......など

これを練習するために、たくさんの本を読んだり、読解問題にたくさん触れましょう!

また見落としているのが「感情変化の要因になったこと」です。

感情変化は見抜けても、「なぜそうなったのか?」が抜けている人が

多いので、そこが問題になると分からなくなってしまいます。

証拠集めをするような感覚で「なぜ?」を確認しましょう!


《説明文・論説文》

これらの文章は、基本「筆者が読者に何かを伝えたい文章です。

なので、そこに関わる部分が問題となることが多いです。

そのため第一に、「何を伝えたいのか、文章の要旨をつかむこと」

が問題を解くポイントになります。

「要旨」とは簡単に言うとまとめ、ポイントのことです。

その文章を読んで、他の誰かに簡単にどんな話だったかを

伝えることが出来れば、要旨をつかめていると言えます。

説明文の構成の種類としては、

① 時系列に沿って話が進む型

② 頭括型(最初に筆者の言いたいことが書いてある)

③ 尾括型(最後に筆者の言いたいことが書いてある)

④ 双括型(最初と最後のどちらにも言いたいことが書いてある)

といったものがあります。

多いのは③ですが、必ずしも最後に

筆者の考えが書かれてあるわけではないことに注意です!


他にも中学生以上だと古文や漢文も入ってくる国語ですが、

どれも人が書いた文章である点は変わりません。

まずは現代文の読解を練習して古文や漢文につなげていきましょう!


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