鹿児島中央校のブログ

暑さ対策の歴史

2024/07/31

鹿児島市荒田にあります個別塾、

ナビ個別指導学院鹿児島中央校です。

夏真っ盛りですね。暑さ対策をしっかり行って楽しい夏にしていきましょう!
連日暑い日が続くと、ふと思うことがあります。
そういえばクーラーも扇風機も無い大昔の人達はどうやって夏の暑さを凌いでいたのでしょう?

本日は江戸時代の人々の知恵袋をのぞいてみましょう。


①打ち水
江戸時代の暑さ対策として有名なのが「打ち水」です。家の前や道に水をまく様子は浮世絵に描かれ、俳句にも詠まれていたりするんです。
道などにまかれた水は日差しによって蒸発しますが、この時に熱をうばうために、周りの温度を下げるはたらきがあります。
ついでに、道の土ぼこりが舞うのを防ぐ効果もありました。


②目と耳で涼む
今でもたまに見かける風鈴も暑さ対策のひとつでした。当時から風鈴の音で涼しさを感じていたようです。また、金魚を飼って視覚的にも涼もうとしていました。金魚売に子供たちが並ぶ絵が残っています。


③レジャー
現代ですと海水浴に出かけることも多いですが、当時は川や池など近所の水場で涼むことが多かったようです。他にも花火や、船遊びなど現代に通ずる遊びがたくさんあったようです。

怪談も人気だったそうですよ。

まとめ

当時から様々な工夫で夏を乗り切っていたということがわかりますね。
当時の人々の生活や文化を学ぶことは、その時代への理解度に繋がります。
歴史上の出来事に対して人々がどのように感じ、結果次にどのような出来事につながるのかを理解していくのが歴史の勉強のコツなんです。
丸暗記が大変だと感じている方は一度出来事の関連性と、当時の人々の生活を学んでみると良いかもしれませんね。

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