鹿児島市荒田にあります個別塾、
ナビ個別指導学院鹿児島中央校です。
小学生の宿題では「漢字練習」がよく出されます。
そして定期的に小テストも実施されますが、
毎日練習しているのにテストでは思うように点数が取れないお子さんもいるかもしれません。
これは、漢字練習を「覚えようと思わずにただ書いている」ことが原因かもしれません。
私自身も経験がありますが、同じものを繰り返し書くのが苦痛なお子さんは多いでしょう。
宿題だからやらなければならないと感じながらただ書いているだけでは、学習というよりも単なる「作業」になってしまいます。
そうなると、漢字はなかなか頭の中に定着しません。これは英単語を覚えるときにも同じことが言えます。
では、どんな方法で漢字を覚えると良いのか、3つのポイントをご紹介します!
① 小テストを自分で実施する!
同じ漢字を何度も書いていると飽きてしまいますよね。そんな時は書く回数を減らし、**「覚える時間」**を増やしましょう。
- まず、5~10分かけて漢字をしっかり覚える。
- 次に、覚えたかどうかを自分でテストしてみる。
- 間違えた漢字だけをもう一度練習する。
この流れを、間違いが0になるまで繰り返します。最初は保護者の方に手伝ってもらうと良いですが、慣れてきたらお子さん自身で進められるようになるでしょう。この方法を身につけると、他の教科の勉強にも役立つのでおすすめです。
② 大きく、正しい書き順で、丁寧に書く!
面倒くさくなって雑に書いたり、適当な書き順で書いてしまうこともあるかもしれません。しかし、これでは漢字が覚えにくくなるだけでなく、大人になった時に字が汚くなる原因にもなります。
丁寧に、正しい書き順で大きく書くことを意識しましょう。特にご家庭で宿題を見守る際も、気にかけてあげると良いですね。
③ 漢字を使った短文を作る!
学年が上がるにつれて、同じ読み方でも意味が違う「同音異義語」が増えてきます。例えば「はかる」という言葉ひとつでも、以下のような違いがあります。
- 図る:計画する
- 測る:長さや高さを測定する
- 計る:時間を測る
- 量る:重さや量を測る
こういった漢字を使い分けるためには、漢字を使った短文を自分で作る練習が効果的です。ドリルにも短文が書かれていますが、ただそれを書き写すだけでは覚えにくいです。自分で考えて短文を作ることで、漢字の意味がしっかりと理解でき、定着も促されます。
漢字は国語だけでなく、社会のテストにも大事!
漢字の練習は国語のテストだけでなく、社会など他の教科でも必要になるスキルです。だからこそ、毎日の練習が「ただの作業」にならないよう、工夫しながら定着を図っていきましょう!
まとめ
- 小テストを自分で実施し、間違いを見つける
- 大きく丁寧に、正しい書き順で書く
- 漢字を使った短文を自分で作ってみる
この3つのポイントを意識しながら取り組むことで、漢字練習がより効果的に、そして楽しくなるはずです。保護者の皆さんもぜひ、お子さんのサポートをお願いします!
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