薩摩川内校のブログ

古文、苦手じゃないですか?

2021/12/09

薩摩川内市周辺のみなさま こんにちは!

川内の個別塾 ナビ個別指導学院 薩摩川内校 です!


突然ですが、古文は得意ですか?


古文は英語と同様で、日頃使っている言葉ではないので

「何を言っているか分からない!」という理由で苦手な生徒が多いです。


ただ、英語と違いあくまでも日本語なので

コツさえつかんでしまえば案外簡単に点数を取れるようになる部分です。

高校の勉強でもかなり重要になってくる単元なので、早めに押さえてしまいましょう!


今は昔、竹取の翁といふものありけり。

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。

名をば、さぬきのみやつことなむいひける。


上は中1で扱った竹取物語の冒頭部分ですが、この部分だけでも

古文読み取りのコツが隠れています!


<特徴1>主語の省略!

文中に「竹取の翁」と出てきますが、

その後「野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ふ」人が誰なのかは明記されません。

このように、主語が省略されることが多いために、

きちんと登場人物を押さえて、主語が誰なのかを毎回確認しながら読む必要があります。


<特徴2>係り結びの法則!

「名をば、さぬきのみやつことなむいひける。」

「なむ」という係助詞が入ったことで、「けり→ける」と変化しています。

よく問われる重要文法なので、「ぞ・なむ・や・か・こそ」には要注意です!


また、この文にはありませんが

<特徴3>文中の「格言」には要注意!

高校入試で出題される古文には、何かしらの格言が隠されている場合が多いです。

この格言は問いになることも多いので、格言がないか探してみてください!


最後に、一番重要なのは「あくまでも日本語であることを忘れない!」ことです。

もちろん現代語と意味が違う語句はいくつもあるので気をつけなくてはいけませんが、

同じ意味のものもたくさんあります!

現代語の文を読むつもりで、気楽に読んでみると読みやすくなるのでお試しあれ!


もっと詳しい解き方は教室でも教えているので、

古文が苦手で・・・という方はぜひ一度ご相談ください!

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