谷山校のブログ

ノートの一例

2022/09/21

今日はノートの書き方についてです。

普段授業をさせてもらう中でノートの書き方に気になる点がいくつかあります。

教科特有のものもありますがほとんどは全教科共通で改善できるポイントです。

まずはすぐに改善できるものから紹介します。


①日付・ページを書く

→後で見直すことを前提としていないノートの書き方が目立ちます。

見直したいときに「あれ?どこに書いたっけ?」となると非常に時間がもったいないです。

最低限、日付とページは書くようにしましょう。


②スペースを空けて書く

→もったいないと思う事は立派です。ただ詰めて書きすぎて何を書いているか分からなかったり、間違えたときに正しい答えを書くスペースが無い人がいます。

出来るだけスペースを空けて、後から色々なことが追加で書けるようなノートにしましょう。

この2点はすぐにでも誰でも出来ることです。

是非すぐにやってみて下さい。

次に少し時間が掛かるかもしれない工夫のポイントです。


③教科書の図などは写さずに出来るだけ自分で考えて書く

→教科書の図をそのまま写すことにあまり意味はありません。

それなら教科書を見れば良いです。

文章や問題から分かることを図式化したりすることに時間を割きましょう。

例えば数学だと関数のグラフや道のりの問題を簡単な図にして考えたりすることです。


④説明を自分なりの言葉やイラストで分かり易くまとめる

→自分の中で分かり易くするための補足の言葉を入れたり、イラストに簡単にまとめたりという工夫もあります。

ただこれは難易度も高く時間も掛かるのでまずは①~③を意識して書くようにしましょう。

学校の板書を①~③を意識しながらノートに書けるかでその単元の理解度は大きく変わります。

それはなぜか?

「考えているから」です。

ただ見えたものを写すだけでは脳はあまり動いていないので覚えも悪いです。

ただ一所懸命に板書は取っているので達成感はあります。

これにより「頑張ったはずなのに覚えてない」という現象が起きます。

写すだけでは覚えません。

考えながら書くクセをつけていきましょう!

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