谷山校のブログ
2023/07/22
いよいよ夏休みが始まりました!!
皆さんも学校から「通知表」をもらってきたと思います。
自分の通知表を見てどのように思いましたか?
今回は、通知表の評価のポイントについてお伝えしていきます。
まず、保護者の方に最初にお伝えしておきたいのが
「評価方法が今と昔では変わっている!」ということです。
特に小学生の場合は、学校のテストも今より比較的簡単でしたし、
「大変よくできる」や「◎」といった評価が取りやかったです。
通知表の評価は2002年に相対評価から絶対評価に変わりました。
更に、2020年から評価方法の中身が大きく変わり、
年々評価の付け方が少し複雑になっています。
小学校の通知表は、中学・高校の通知表と比べると
受験に直結するものではないので、単純にテストの結果が
そのまま反映されにくいという面もあります。
とは言っても、せっかくなら高い評価を取りたいと思うので、
評価項目別にポイントをお伝えします。
★
①「知識・技能」
基本的にテストの基礎問題の結果で評価されます。
単元ごとに実施されるカラーのまとめテストがあると思います。
そのテストを見ると「知識・技能」という項目があります。
そこを正解できていれば評価が高くなる項目です。
通知表とテストを一緒に見てみて下さい。
②「思考・判断・表現」
こちらは、テストの応用問題と授業中の様子で評価されます。
この項目もテストを見てみると「思考・判断・表現」といった
表記があると思います。
授業ではディスカッションをしている際の発表の様子や、
自分自身の言葉で伝えるような問題への取り組み(作文など)と
合わせて評価されます。
③「主体的に学習に取り組む態度」
簡単に言うと「授業態度」です。
授業中の姿勢、発表の頻度、宿題・提出物の実施状況といった点から
評価されます。ただ、この項目はどうしても学校の先生の主観も
入ってしまうので、保護者の方の認識からはずれが起きやすいです。
とにかく、「提出物は期限を守って出す」
「授業中によそ見をしない」
「寝ない」「出来る限り発表する」
ということに気をつけて授業を受けると良いです。
特に「提出物は期限を守って出す」「寝ない」
この2項目は中学校以上の通知表の評価においても
重要視される項目なので覚えておきましょう!
★
このように主に3つの項目から通知表は作成されます。