谷山校のブログ
2024/05/22
勉強の中には知識としてまずは「暗記」をしないといけないものも多くあります。
しかし学年が上がっていくと覚えるべきものも増え次第に勉強自体が嫌に・・・
なんてことはよくあります。
今日は「暗記」をする上でのお話です。
◎《精緻化》
読み方は「せいちか」です。
精緻という言葉自体の意味は「非常に詳しく細かいこと」とあります。
認知心理学ではこの言葉を使い、効率的な記憶のための考え方や方法を指して「精緻化」と呼んでいるそうです。
どういう意味か?
与えられた情報をそのままの形ではなく、個人的な新しい意味付けをしてから覚える方法ということです。
個人的な新しい意味付けとは覚える際に何かに気付くことが具体例として挙げられます。
例えば、❝import❞という単語を覚える際に
「im-は『中へ』という意味でportが『運ぶ』だから『中へ運ぶ』=『輸入する』だ!」
ということに気付きながら覚えることです。
他にも「徳川15代将軍の名前には4人以外は『家』がつく!」と気付くこともまた「精緻化」です。
このようにただ形や言葉を覚えようとするのではなく、
クイズのように共通する点や自分なりの気づきを見つけながら覚えることで「精緻化」された
暗記が出来るようになります。
「自分で気付く」ということが大事なので少し難しく、時間はかかるかもしれませんがやってみて下さい。
慣れるとただ覚えるよりも楽しいですよ!
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