言っても学習しないのはなぜ？

秦野市寿町の個別指導塾、ナビ個別指導学院秦野校です。

今日は勉強のやる気についてです。（親御様に向けてのお話です。）

お子様の学習には3つのパターンがあります。

①何も言わなくても自分から学習する子

②言えば学習する子

③言っても学習しない子

誰もが①であってほしいと思うと思います。一番厄介なのは、③言っても学習しない子です。

このようなお子様は本当に学習しなくても良いと思っているのでしょうか？

実は、やらなければいけないとは思っています。

以前入塾してきた生徒さんで、「今までいくら言っても勉強しないし、今のままでは高校にも入れないと思って来ました。」という生徒さんがいました。

この生徒さん実際に授業が始まっても全くやる気が見られませんでした。鉛筆も持たないし、授業をしていても聞いているのかいないのか・・・という状況でした。

そこで、本当の基礎の基礎、中1の最初まで戻して授業をすすめました。そうしたところ、少しずつ問題に向かうようになっていきました。（勿論小さな正解に対してもたくさん褒めながら）

徐々に生徒さんから笑顔が見え始め、授業にも集中するようになっていきました。

そこで、生徒さんに聞いてみました。「なんで今まで勉強しなかったの？」と、

すると生徒さんは、「やろうとはしたけど、わからないからすぐにやめてしまっていた。」と言いました。

これが私は本音だと思います。勉強なんてできなくていい、やりたくないからやらないという生徒さんはごく一部で、本当は出来るようになりたいけど、一人で勉強していてもわからないから進まない。ということだと思います。だからこそ、③の言っても学習しない子に、勉強しなさいと言い続けるのは逆効果だと思います。ベストなのは一緒に勉強する、もしくは教えてもらえる環境を作ることだと思います。

お子様の良いところをたくさん見つけてたくさん褒めて一つ一つの壁を乗り越えていきましょう。

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