かしわ台校のブログ
2020/08/19
海老名市・座間市・綾瀬市にお住いの皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院かしわ台校 教室長の藤本です。
ナビでは5日間のお盆休みを頂き、昨日から授業を再開しています。
たった1週間弱生徒の皆さんに会わなかっただけなのですが、
山や川などに行ってきた!とこんがりと日焼けをしている生徒がたくさんいて、
短い夏休みをしっかり楽しんでくれているなと少し安心しました。
来週から学校が再開するところが多いようですが、皆様夏休みの宿題はちゃんと終わっていますか?
生徒の宿題を見せてもらった所、夏休みが短いわりに宿題の量はさほど変わらないようで、
例年宿題をためてしまう人は要注意です。しっかり終わらせておきましょうね。
さて本日はタイトルにもありますが、
「受験勉強、まずは何からやればいいの?【英語編】」
です。
↑前回の数学編はこちら。
英語の入試問題というのは当然ですが問題の幅が非常に広く、
「リスニング」「長文」「文法」「作文」などなど。
例年「何から手をつけたらいいのかわかんない!!」という声が上がります。
しかし心配無用!英語というものは「覚えることの順番」と「練習量」さえしっかりとしていれば
「あれ、意外とできるぞ!」となりやすい教科です。
しっかり順序良くやっていきましょう。
【英語】
英語の入試問題においてカギを握っているのが、「長文読解」です。
英文の読解は単語の理解や文法の順序などの理解がしっかりしていないと
解くことが出来ない、英語の問題の応用、最終ステップのようなものです。
逆に言えば、長文読解が出来れば他の問題も点が取れるといっても過言ではありません。
ですので、英語の受験勉強は
「長文読解を難なく読み解けること」
が一つの目標になります。
ただ、先ほども言ったように英語のしっかりとした知識が必要なので、
いきなり長文にチャレンジしたところで、ちんぷんかんぷん...
焦って大切な段階を飛ばしてしまっては後々取り返しのつかないことになりますので、
この時期はまず、「正しい英文法」「英単語」を復習することが大切です。
ただどちらの勉強法もとても単純!
「正しい英文法」は、語順を覚えることで自ずと出来るようになってきます。
日本語を英語にしたときに、どこに何が入るのかがわからない!
という生徒がとっても多いです。
そういった生徒たちには、「日本語のルール」と「英語のルール」が
全然違うということを伝えています。
たとえば一番基本の文。
「わたしはパイナップルを食べる」
という文があるとします。この文は
S(主語) + O(目的語) + V(動詞)
S(主語)=「わたしは」
O(目的語)=「パイナップルを」
V(動詞)=「食べる」
といった構造になっています。
SだのVだの分からない!!という人は、国語のように
「だれ」が「なに」を「どうする」
とするとわかりやすいかもしれません。
この構造から日本語と英語は少し違っていて、
英語の場合は「I eat an pineapple」となりますが、これは
S(主語)+V(動詞) +O(目的語)
S(主語)=「I」
V(動詞)=「eat」
O(目的語)=「an pineapple」
「だれ」が「どうする」「なに」を
という順番になります。
これを理解していないと、たとえ単語を覚えていたとしても
「穴埋め」や「並び替え」の問題でどこに何を入れたらいいのか分からないので
折角とれる点数を落としてしまいかねません。
もちろん、これは英文法の中でも最も基本的な文章ですので
実際はもっと複雑な文法を覚えなくてはならないのですが、
一つ一つゆっくり丁寧に覚えていけば、意外と覚えるものは多くありません。
まずはこの英文法の語順からしっかり理解できるようにしましょう。
そして「英単語」についてですが、漢字と同様覚え方にはかなり個人差があります。
なので、これからお伝えするあくまで一例として紹介させて頂きますので、
参考にしてみてください。
英単語を覚えるうえでのポイントはたった2つ。
①単語練習には長い時間をとりすぎないこと
②声に出して発音を理解すること
の2つです。
まず①の「単語練習には長い時間をとりすぎないこと」について。
漢字もそうですが、漢字を「覚えるだけ」、単語を「覚えるだけ」
の作業を長時間取り組むことって、なかなかキツくないですか?
数学の問題や社会の暗記などは次々と違う言葉や問題が出てきますが、
漢字や単語はずっと同じ文字の繰り返しで飽きが来やすいです。
飽きるということは集中力の低下につながり、非常に効率が悪くなってしまいます。
なので単語練習のような単純作業はまとめて1、2時間やるのではなく、
勉強の隙間の時間やふと時間ができた時に10~15分ほどの短い時間で、
回数を多くとってこなした方が覚えやすいですし、集中力も続くので長続きします。
そして②の「声に出して発音を理解すること」について。
こちらは音読のように大きな声で読む必要はありませんが、机に向かいながら
小声でもいいので口に出して読んでみてください。
漢字も同様で、たとえば
「大和(やまと)」「七夕(たなばた)」「八百屋(やおや)」「眼鏡(めがね)」など、
普段から口に出して読んでいるから自然に読めますが、これらの漢字は
全て普通の読み方ではない、特別な読み方をする漢字です。
漢字は書けても、読みを知らないと正しく覚えられませんよね。
英単語も似たようなもので、スペルが書けても読みを知らなくては、
正しく覚えられたとは言えません。
単語を覚えるときは、必ず「スペル」「意味」「発音」
をセットで覚えましょう。これが単語を覚える基本になります。
はじめにも言いましたが、英語は問題の幅がとても広く、覚えることが膨大です。
もう半年しかない!と焦る人もいるかもしれません。
しかしポジティブに考えて、まだ半年もあるんです。
半年あれば、どれだけたくさんの英文法・英単語を覚えられるでしょうか?
もしあなたが「まだ半年もあるからへーきへーき」と思っていなければ、大丈夫です。
この夏から、コツコツと積み重ねができる人が、毎年自信を持って受験に臨むことが出来ています。
3~4か月後、受験直前になって大慌てしてしまわないように、
しっかり準備をしていきましょうね。
藤本
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