川崎校のブログ
2019/09/11
中学生はいよいよテストが返って来ています。
点数をみて驚いていたり、
笑顔になったりしている時期かと思います。
今回の結果は、夏の頑張りの差ですね。
点数が上がった子は、どんなことを取り組んだのか。
悪かった子は、なぜ悪かったのか。
しっかり分析をして、次の行動に変化を起こしていこう。
何人かが答案持ってきてくれていますが
数学解答を見ていると
苦手な生徒には共通の特徴があります。
・問題を最後まで読まない!
・ノートに答えだけ書きたがる!
・字が雑、もしくはとても小さい!
他にもいろいろありますが、
本当に数学の成績が伸びない生徒に
多く見られる行動です。
目を通すだけではダメなんだよ。
「問題を読み取るためのポイント」をしっかり押さえましょう!!
・何を聞かれているのか確認する。
:10時に学校をを出て~に到着した時間を答えよ。
⇒かかった時間(xの値)だけ書いてる人いますよね。
:辺AB=辺CDを証明しなさい。
⇒三角形が合同である事の証明は完璧。
なのに肝心の「辺AB=辺CD」を書いてない!!
理解しているだけではダメなんです。
きかれた事にきちんと答えないと!
v
・キーワードに気をつけて文章の意図をつかむ。
・数学用語や記号を正しく理解しておく。
:AD∥BC
⇒並行な直線を引くことで、同じ大きさの角や、
相似な図形ができるんです。
:△ABC≡△DEFと△ABC=△DEF
⇒「≡」は形も大きさも全く同じ。
合同な三角形は対応する辺の長さ、角の大きさが等しい。
「=」は面積が同じ。
平行な直線や同じ長さの直線が隠されています。
実は数学って読解力が重要なんです。
だから入試問題は数字より文字のほうが圧倒的に多いんですね。
これからの大学入試は、知識を聞かれることから
知識をどのように活かすのかを問われるようになります。
数学が本当に苦手っていう人は、
問題をゆっくり音読してみてください。
他の人に「どんな問題か」を説明してみましょう。
「そういうことね!」
と伝わる問題はしっかり読み取れている証拠です。
答えだけではなく、
解き方も書いたほうが良いのはそのためです!!
数字も文章も全く同じ問題はテストに出ないです。
答えだけ書いていても後で役にたちません!
解き方をしっかり押さえることで
解ける問題が増えていきますよ。
せっかく解き方が合っていても、
・「0」と「6」を見間違えた!!
・樹形図書いたのに数え間違えた!!
・途中まであってたのに、式の途中で「-」見落とした!!
こんなもったいないミスは誰にでも起こりうることです。
これってうっかりミスじゃないからね。
起こるべくして起こっています。
防げたということですね!!
心当たりはないですか?
後期中間までは時間があるため、
間延びしてしまう子もいますが、
これから習う範囲は、前期よりはるかに
難しいです。
特に今回下がった子は、今までと同じ行動では
間違いなくもっと下がります。
早めに改めていこうね♪