希望ヶ丘校のブログ
2024/08/21
希望ヶ丘、二俣川、三ツ境周辺の皆さまこんにちは。
希望ヶ丘の個別指導塾、ナビ個別指導学院 希望ヶ丘校です。
【昔と違う、高校学習】
2024年現在、学習指導要領の改訂により高校生の学習内容は今高校生や中学生のお子さんを持つお父さん、お母さんの時代と大きく変わっています。
そもそも、学習指導要領とは文部科学省が決めた各段階の教育機関(小中高)での学習内容の大枠や狙いを示したもので、
これは約10年に一度、その時代の現状に合わせて変遷していきます。
求められる能力が変わっていくということです。
新しい学習指導要領(高校)で最も注目されるものが「高大接続改革」というもので
高等学校教育を含む初等中等教育改革と、大学教育改革、そして両者を つなぐ大学入学者選抜改革の一体的改革の中で実施される改訂
と明記されています。
大学教育が変わる、高校教育が変わる、それに伴いその橋渡しとなる大学入学テスト自体も変わっていくということですね。
例えば中学の通知表でも
各教科の評価項目が
知識・技能
思考力・判断力・表現力
主体的に学習に取り組む態度
と変更されました。
大学入試をとっても
現在の学校推薦型選抜、総合選抜(旧推薦入試、AO入試)の割合が
平成12年33.1%→令和2年48.8%と大きく増えています。
また、学校の授業もレポート形式の課題や、グループ学習、あるいは英語の授業を英語で行うなど以前よりもより深い理解を探求していくものに変わりました。
そのため、上記いわゆる推薦入試の進学者の割合増に合わせて、学校の授業での取り組みを評価する評定平均の重要性が昔よりも大きく増してきました。
また、推薦入試の進学者を希望する割合が増える理由として、大学入学共通テストがあります。
こちらは旧センター試験のことを指し、センター試験よりもより日常生活の中で培った知識をどのように活用していくのかということに重きを置いています。
そのため、ただ知識を詰め込むだけでは得点が難しい問題も増えました。
このように少し触れただけでも現在の学習内容は昔の学習内容、あるいは求められるものと大きく異なっています。
大切なことは常に能動的に新しい知識を入れていき、活用することです。
「昔は〇〇だったから」
ではなく
「今はどうなっているの?」
とお子さんと一緒に学んでいく姿勢が大切かもしれませんね。