中山校のブログ
2023/06/08
中山駅より、徒歩3分のナビ個別指導学院中山校です。
本日もHPをご覧いただき、ありがとうございます。
本日からは神奈川県の高校入試に向けた【入試対策シリーズ】をお送りします。
各教科の高校入試に向けた取り組み方やポイントをお伝えしていきます!
第1弾は【数学編】です。
神奈川県の高校入試の数学攻略のポイントは大きく2つです。
ポイント➀
<計算問題で失点しない>
⇒問1(ア)~(オ)、問2(ア)~(オ)、
計10問のほぼすべての問題が全体正答率60%以上の問題です。
2023年度入学者選抜(現高1生が受けた高校入試)では
①
(ア)94.7% 正負の計算
(イ)95.2% 正負の計算(分数)
(ウ)85.8% 単項式の乗除
(エ)91.4% 式の計算(分数)
(オ)91.5% 式の計算(根号を含む式)
②
(ア)92.1% 因数分解
(イ)83.5% 2次方程式
(ウ)81.9% 2乗に比例する関数の変化の割合
(エ)63.8% 1次方程式
(オ)78.0% 条件を満たすnの値(平方根)
のような問題構成となっておりました。
③以降で正答率が60%以上の問題は15問中5問しかありません。
そう考えると、①②でどれだけ失点を防ぐかが非常に大事です。
約2万人中1.2万人は正解できている問題ですので、
失点を防ぐ為のトレーニングを行ないましょう!
ポイント②
<欲張りすぎない>
⇒➀で紹介したポイントの逆を考えてみましょう。
正答率が1~30%の問題ばかりに時間を費やしてしまうのはNGです。
(目標点にもよりますのでご注意を。)
これは入試当日だけでなく、普段の模擬テストからも
その意識が必要だと思います。
2023年度入学者選抜(現高1生が受けた高校入試)では
③(エ)8.0% 平面図形(中点連結定理を用いて面積を求める)
④(ウ)5.9% 関数(条件を満たす座標を求める)
⑥(ウ)4.0% 空間図形(線の長さを求める)
のような問題構成となっておりました。
こういった問題のほとんどが各大問の最終問題に正答率が低い問題、
つまり難易度が高い問題が出題される傾向が高いです。
普段からこのあたりの問題はカットする勇気と判断力を
身につけておけるとよさそうですね。
あまりに正答率が低い問題への対策に時間を費やしすぎるのは得策とはいえません。
(もちろん目標点によっては得点する必要があります)
ポイント➀で紹介したような正答率の高い基本問題で
いかに失点しないようにする為の演習に勉強時間を費やした方が良いかと思います。
まずは本日紹介した2点を参考になれば幸いです。