小田原北校のブログ
2024/01/11
今年は「辰年(たつどし)」ということで、
どんな年になるのでしょうか。
干支といえば、十二支(じゅうにし)を思い浮かべる
方が多いと思いますが、正確には十干(じっかん)と
十二支を合わせたものが干支なのです!!
普段から聞きなじみの干支とは「十干十二支」を略し
た言葉ということですね。
十干なんて、聞き馴染みがない言葉ですね。。。
実は、十干というのは古来中国で生まれた考え方です。
10日間を一区切りにして、その10日間の1日ずつに名
前を割り付けています。
その名前というものが、
「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、
己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」
という10個になり、
これらで成り立っているのが十干です。
そして「十干十二支」では、十干の10種と十二支の12
種を組み合わせることで「年」の呼び方としています。
例えば、十干の「甲」と十二支の「寅」を組み合わせる
と「甲寅(きのえとら)」となります。
十干十二支は全部で60通りの組み合わせが存在し、
この60通りが一周して「元の暦に還る」ことが「還暦」
です。
60歳を迎えると還暦を迎えると言いますが、これは60
年で干支が一巡することに由来しているんですね。
そして今年2024年の干支は「甲辰(きのえたつ)」の年
です。
「甲」は、十干の一番目の文字となり物事の
「はじまり」
を象徴し、「辰」は干支の中で唯一の架空の生き物で
ある龍であり、大自然の躍動を象徴するもの。
「龍が現れるとめでたいことが起こる」
と伝えられてきました。
この2つの組み合わせである甲辰には、
「物事の始まり・大きな飛躍」などの縁起のよさを
表しているといえるそうです。
空に向かって伸びていく「昇り龍」のように、常に上
を目指して取り組んでいきたいですね。
今年はそれがうまくいく年だと信じております!!