瀬谷校のブログ
2017/04/15
瀬谷区の皆さん、こんにちは。
ナビ個別指導学院瀬谷校です。
先日、社会科に関する内容を書いたので、その延長で、「暗記」について書きます。
「地理が苦手」「歴史がわからない」という声も少なくありません。
社会=暗記、と捉えているかもしれませんが、そう単純な話ではありません。
英単語を覚えるのとはわけがちがいます。
英単語が「1:1」の覚え方であるとすると(日本語の意味:英語の意味、have:持っている といった具合)、社会の用語の覚え方は、さながら「1:複数」であります。
つまり、1つの事柄について、さまざまな「関連付け」をすることが大切です。
単なる暗記じゃなく、関連付けが大切。
これが社会を学ぶ上で大切なことです。
「1:複数」というのは、具体的にはどういうものでしょうか。
たとえば地理の「季節風」です。
季節によって吹く方向が変わる風です。
夏は南東から、冬は北西からです。
ここでワンポイント。
南のほうが暖かくて、北のほうが寒いというのは、なんとなくわかりますよね。
つまり夏は暖かいほうから、冬は寒いほうから吹いてくる、ということになります。
さらに、です。
この風は雲を運んでくるので、夏は太平洋側に、冬は日本海側に雲がたまります。
そのため、太平洋側は夏に雨が降り、日本海側は冬に雪が降るのです。
太平洋側の気候と日本海側の気候を覚える上で、季節風とそれにまつわる現象を関連付けて覚えよう、ということです。
これは関連付けの一例です。
参考にしてみてください。